bardにも前回と同じ質問をしてみたら

 

GoogleもChatGPT等に対抗して、bardを出してきたよね。
最新版だし、前回のお題「 星新一の小説 「肩の上の秘書」 について」を早速、同じ文章で聞いてみた。
なお、bardは3つの返答をし、最初の回答は短すぎるので2番目のを採用。

 

  bardにショートショートの題名を聞いてみた

 

では、早速聞くとしよう。

人間同士の会話を営業用に拡大したり、要約する動物型ロボットを使用した星新一の小説のタイトルは?

 

    

あなたが言及している小説は「ビジネスロボット」です。 1961年に最初に出版された星新一の短編小説です。この小説は、人間同士の会話を営業用に拡大したり要約したりすることができる、動物をテーマにしたロボットであるビジネスロボットについてです。ビジネスロボットは、人間がより効率的にビジネスを行うのを助けるために設計されており、非常に成功しています。

しかし、ビジネスロボットはまた、人間関係を損なう可能性があり、人間がもっと孤独になる可能性があります。

やっぱりダメじゃん。

日本語の固有名詞というか、みんなが聞きたいものは全然答えてくれないね。

これも現在は聞き方が大事で、上手に聞けばきちんと回答してくれると思うけど、一般的な人が素直に聞いてもまともに答えが返って来ないよな。

 

しょうがないから、前回と同じ質問をしてみよう。
 

   「肩の上の秘書」は生成AIを予言してた?

 

  星新一の小説の「肩の上の秘書」は生成AIを予言していたか?

 

 

    
  • 星新一の小説「肩の上の秘書」は、1964年に発表されたSF短編小説です。この小説では、人間の言葉を話すことができるインコ型のロボットが登場します。インコは人間と会話したり、商品の説明をしたりすることができます。

    この小説は、生成AIの予言であるとよく言われます。生成AIとは、テキスト、コード、画像、音声などのデータを生成することができるAIの一種です。近年、生成AIは急速に進歩しており、小説、詩、音楽など、人間が作成したようなテキストを生成することができるようになりました。

    「肩の上の秘書」に登場するインコは、生成AIの原型と言えます。インコは人間の言葉を話すことができ、人間と会話をすることができます。また、商品の説明もすることができます。これは、生成AIが将来、人間の言葉を理解し、人間と会話できるようになることを予言していると言えます。

    「肩の上の秘書」は、SF小説であり、未来の予言であるとは限りません。しかし、この小説は、生成AIの可能性を示唆していると言えます。生成AIが将来、人間の生活に大きな影響を与える可能性を秘めていることは間違いありません。

 

ロボットインコを出すなど割とまともな内容じゃん。

しかしどこの誰が「生成AIの予言」だとよく言っているの。君、話作っているでしょ。あとね、 「肩の上の秘書(ボッコちゃん/悪魔のいる天国)――「婦人画報」1961年9月号 」だから、しれっと嘘つくな。
まあ、前回の回答よりは、かなり優秀だとは思いますよ。
 
ただし、ここに引用していないけど3番目の回答は酷い!
発表年が1969年だし、星新一の没年が2013年だよ。
bardの中では連携しろよ。
 
とは言え、使い方次第ですかね。より具体的に星新一本人について聞いてみた。これで日本の情報をどれくらい持っているか図れますな。

 

  星新一について、両方のAIに聞いてみた

 

bardで聞いてみた。

 

 

 

 

星新一について教えてください

 

 

    
  • 星新一(1926年9月6日 - 1997年12月30日)は、日本の小説家、SF作家。本名は星親一。東京生まれ。東京大学農学部卒。
  • 1957年、日本初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加し、ショートショートという分野を開拓した。1001編を超す作品を生み出したSF作家の第一人者。SF以外にも父・星一や祖父・小金井良精とその時代を描いた伝記文学などを執筆している。
  • 代表作に『ボッコちゃん』『悪魔のいる天国』『マイ国家』『ノックの音が』など多数。
  • 星新一のショートショートは、400字詰め原稿用紙にして10数枚程度の短編小説です。平易な文章で、時事風俗や固有名詞、性や殺人を描かない透明感のある作風が特徴です。
  • 星新一のショートショートは、日常生活の中に潜む不思議や皮肉をユーモアたっぷりに描いています。また、SF的なアイデアを巧みに盛り込み、読者に想像力をかきたてます。

 

まあ、代表作含めまともなこと言ってるなあ。

 

一方、ChatGPT(バージョン3.5)は

 

    
  • 星新一(ほし しんいち)は、1926年に生まれ、1997年に亡くなった日本の作家・SF作家です。代表作に「愛のむきだし」「ゼロの焦点」「断崖」などがあります。独特な発想力と緻密なストーリー展開によって、多くの読者から支持されました。
  • 星新一は、短編小説を得意とし、数々の傑作を残しました。彼の作品は、SFやミステリーといったジャンルにとらわれないオリジナリティあふれるものが多く、社会派的な内容も多いことから、多くの人々に愛されています。
  • また、星新一は、テレビ番組「笑っていいとも!」のコーナー「テレフォンショッキング」に出演し、独特のユーモアで視聴者を魅了しました。彼の独特の言葉遣いや笑い方は、多くの人々に影響を与えました。

無茶苦茶じゃん。

生没年以外合っていない。いや、確かに作品の内容は微妙に合っているけどさ。

社会派って誰よ。「ゼロの焦点」の人から持ってきているでしょ。

こりゃ、前回の「肩の上の秘書」も知らなかったな。

前の質問から巧みに嘘をついただけだわ。

なお、笑っていいとも!のエピソードに爆笑したのは秘密です。