昨日、佐々木投手の話で、素人にはわからないような微妙な違いが大きな違いになる、ということを書きましたが、
これは全てのことに言えます。
「神は細部に宿る」
という言葉があるくらいですから、些細なことが実は大事なのです。
昨日の午前中、カフェに常連のMさんしかいなかったので、ポータブルスピーカーでスマホの音源をマスターにチェックしてもらいました。
まずは、WDSのピアノに合わせてハンドパン演奏したもの。
私はいい出来だと思ってましたが、マスターはピアノとの一体感がない、とのこと。
そのあと新曲36番の最終バージョンを聴いてもらいましたが、曲は問題ないけど、マスターは間が氣になったとのこと。
「微妙な違いだけど、絵でも最後に目の白い点を入れる時、少しでもズレたら台無しになるのと同じで、せっかくいい曲なのに、あれ?ってなっちゃう」
デモなので、テンポに合わせての演奏はしていませんが、あとで聴き直したら、確かにちょっと間が悪い部分があったので、家に帰ってテンポに合わせて演奏し直しました。
今後はデモでもテンポに合わせて練習してから録音しようと思います。
そこで気づいたんですが、WDSは何度も何テイクもマスター聴いてるので、そういった微妙な間の悪さがピアノと合ってないと感じるんではないかと。
それで、ドラムのテンポに合わせて練習したら、最近演奏してるのと少し違うと感じる部分がありました。
去年次女から、
「ハンドパンがきちんとテンポよく演奏できてればピアノと自然に合うはず」
と言われてたことも思い出しました。
実際同じテンポで私の演奏に合わせてピアノ演奏してますからね。ジャズですが。
その時は編集でテンポを合わせようとしましたが、逆に長女には、かえって悪くなった、と言われました。
でも、生演奏で合わせてはなかったので、ドラムのテンポを体に入れて、車の中で体を揺らしながらピアノに合わせて口笛を吹いたのをスマホに録り、マスターに今朝聴いてもらったら、
「違和感ない」
とのこと。
これでダメだったら、マスターの感性に合わないだけだと思ってましたが、そうじゃなかったのです。
マスターは、
「声や口笛は小さな音から出てくるけど、ハンドパンは打楽器と同じでいきなり大きな音で出てくるから、ちょっとしたズレが氣になりやすいのかな」
と言いました。
例えば「あ」の発声でも、声だと口を開く時に微妙に「ぅあ~」とか「ぁあ~」とかなっていて、口笛でも「(ふ)い~」となってるから、その微妙なスパンの長さでズレに気付きにくいのでは?ってことだと思います。
それもあるかもしれませんが、頭の中のドラムのテンポを体で取りながら口笛吹いてた時、微妙に違う感覚はありました。自分の演奏に比べて。
だから、実際に微妙にずれてたんだと思います。
でも、今日の午後、車で再度昨日ダメ出しくらった音源聴き直しましたが、ほとんど口笛と同じに感じたのでビックリ。
ほとんど変わってはいないんですが、微妙に違う部分は確かにあるので、そのほんの些細な違いが大きく印象に影響することがわかりました。
とにかく、ちゃんと口笛のように演奏できれば問題ないですが、体をずっと揺らしながらの演奏はできないので、ドラムに合わせて演奏した音源を作り、何度も聴いて自分の曲の微妙な間を覚えて練習しようと思います。
実は今朝マスターに「違和感ない」と言われた曲がもう一つありました。
それは昨日完成した最新曲の37番です。
三日前にメロディが降りて来て、それだけでは曲にならないかな、と思ってましたが、一昨日の朝に次のメロディは降りてこなかったので、夜2コーラス目からラストまでもとりあえず作ってたのを昨日聴いてもらっていました。
一つのリフが何度も出てくる変則的な曲ですが、マスターいわく「これだけでも十分いけるメロディ」とのことで、今までにない和音をいくつか入れたラストを氣に入り、
「途中にも使った方がいい、最後だけじゃもったいない」
と言われたのです。
それは考えてなかったけど、いいかも、と思いました。
実際2分半しかなかったので、イントロのあとと、1コーラス目のあとにも同じじゃないけど、和音のパターンを入れて3分の曲に昨日の夜仕上げて、今朝聴いてもらったら、
「イントロからラストまで違和感なく聴ける」
とのことでした。
ということで、WDS、36番、37番は、マスターの率直な感想のおかげで、
全ていい感じになりました。
WDSなんて、ここ10ヶ月ほぼ毎日ピアノ伴奏聴きながら練習してまして、だいぶ合うようになったと思ってたのに、昨日マスターから
「全然合ってない。ピアノとハンドパンがそれぞれ好き勝手に演奏してる感じ」
と言われてショックを受けてましたが、
まずやるべきは、133というテンポに合わせて自分の曲をしっかり演奏することで、
ジャズピアノに合わせて練習するのはそのあとだったのです。
まぁ音楽の指導を受けてる人なら当たり前のことかもしれませんが、独学でやってるし、元々リズム感も絶対音感もなく、不器用だったので、腑に落ちるまでなかなか時間はかかりました。
人に合わせるとか、人のために何かやる前に、まずは自分軸を作り、自分が楽しんでる状態にならないといけない、ということにも通じますね。
自分が溺れてるのに溺れてる他人を助けられるわけないのと同じように、
自分が出来てないのに他人とコラボなんてできるわけないですからね。
ちなみに、自分の曲なのに昔難しくて演奏できなかった曲もできるようになってるし、上達はしてます。
そして次女からテンポについて厳しく言われてたことが今回ようやくわかりました。
以前はズレてることすらわかりませんでしたから。
WDS(youtubeバージョンは娘たちからギリ許容範囲と言われアップしてるイントロ無しのマレット演奏)は、これから作るアルバムに収録する曲(ピアノイントロ付でハンド演奏)なのに、昨日はどうしようかと思いましたが、
テンポにのった口笛で違和感ないなら、それをハンドパンでやるだけです。
とにかく、今回はマスターに大感謝です。
そんなマスターの絵はカフェ青い屋根Bでも見られますし、
私もちょこちょこブログに載せてますが、
秋の蒼騎展が来月上野で開催され、そこで大きな新作も観られます。
11月10日(月)から16日(日)までなので、観にいくつもりです。
そのあと下旬にカフェでライブかな。
<今後の予定>
10月9日(木)長男紹介のイベント参加
10月13日(祝)東京で宇宙来(クルーと紹介者のみ)
10月18日(土)東京でケイ素の勉強会と音浴会(ケイさん主催)
ケイ素の勉強会(会場か家でスライド使用、複数人数対応)や
ケイ素カフェ会(ファミレスかカフェで話のみ、基本マンツーマン)や
ハンドパン・さざなみドラム凪演奏会など、やって欲しいことがある方や、地方出張を希望される方は、リクエストに応じます。
予定が合えば毎月7日以降いつでも開催可能ですので、
kandkuniverse@yahoo.co.jp までメールください。
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お求めはK&Kユニバースまで。
youtubeにアップした最新動画は
「さざなみ凪11番」
終わったあと、続けてアップした全曲聴くことができます。



