人それぞれの個性を尊重し、存在価値を認めることが大事だと何度も書いてますが、

それが無いと調和の世界は生まれないし、

自然の循環は起きないし、宇宙の流れにも乗れません。

 

大自然が鉱物、微生物、植物、虫、鳥、動物がそれぞれ違う役割を果たしているからこそ、上手く循環していることを見ればわかります。

 

グローバリズムとは地球市民というグローバリストの集まる世界を目指すもので、

私は日本人ではなく、地球人です、というようなものになります。

 

国の違いを無くし、皆同じ条件で暮らそう、みたいなことでもあります。

 

聞こえはいいですが、簡単にいうと国の概念や個性を否定するものです。

 

国の個性を否定する、ということは、個を否定する、ということでもあります。

 

皆が同じでなければいけない、という思想は、一見調和のようですが、

冒頭に書いてるように、個性を否定することは調和ではありません。

 

皆違う個性で生まれているのには意味があります。

 

国によっても個性があります。

 

地産地消が体にいいとされているように、本来自給自足が望ましいですが、少なくとも国内自給率100%であれば安心です。

 

そのために保護貿易というものがあります。

 

自由貿易というと聞こえがいいですが、それは弱肉強食の世界と同じで、関税率を低い水準に設定すると、強い国だけが栄える構図となります。

 

もしくは、国関係なく利権を持っている人たちだけが潤う構図です。

 

幸せの基本はまず、自分自身を認め愛することです。

 

いつも言ってるように一事が万事ですから、自分を愛せない人は、本当の意味で人を愛せません。

 

同じように自分を許せない人は他人も許せません。

 

だから、まず、どんな自分であっても個性ある存在として長所を愛し、短所を許し、自分を認め、愛することが大事なのです。

 

それからパートナーや家族を愛し、国を愛し、地球を愛し、宇宙を愛する、という風に大きくなっていきます。

 

自分だけを愛する、自国だけを愛する、と言ってるわけではありませんから、エゴイズムではなく、自分という存在を生んでくれた親や天、宇宙に感謝することが自分を愛することでもあります。

 

だから、違う個性や価値観を認めることは大事で、皆同じにする、というのはそれを否定することになります。

 

グローバリズムが国を否定することに繋がるなら、それは個を否定することに繋がります。

 

それで調和な世界は生まれません。

 

人のために生きるのは素晴らしいですが、その前に自分を大事にし、自分らしく生きていないならいつか破綻します。

 

順番を間違えてはいけないのです。

 

破壊と再生、破壊と創造、ということはセットでありますが、これは宇宙のように自然に起きることで、循環が生まれます。

 

でも、自分を否定し、現状を否定して破壊するのは、自然や宇宙の流れではありません。

 

否定して幸せになる人などいません。

 

失敗も必要なことだと肯定したうえで前に進むことで、失敗から学び、成功することができます。

 

その成功とは自分さえ良ければ、というものではありません。それは他人を否定することですから。

 

お互いを認めあいながら、それぞれの特長を生かしていけば調和な世界が循環していきます。

 

今日は非常に有意義な話を聞いてきましたが、それを聴いて最初に感じたことをまず書かせていただきました。

 

今回書いたことが納得いくように、今後、実例を交えて歴史的事実をお伝えさせていただきますので、しばらくお待ちください。