今年、私が目にした大地震の予言は二回ありました。

でも、どちらも当たっていません。

公開されて広く知られた予言は外れるケースが多いようですから、やっぱり外れたか、って感じですね。

私は昔、ある人の大地震予言を信じて行動し、失敗した経験があるし、外したことがない、と豪語する人達の予言が外れる(回避されたと言われますが)ところを見てきましたので、
元々「そういうこともあるかもね」くらいにしかとらえていませんでした。


一方、科学的な前兆を元に予測された地震はわりと当たってるようです。

ただ、具体的な日時まで予測するのは難しく、何日前後という感じです。


同じように予言でも、この日時を正確に当てるのは難しいようです。

それは、アカシックレコードを読める次元には時間が存在しないため、それを3次元世界に正確に翻訳するのが難しいから、というのが一つの理由。

また、アカシックレコードにある未来も決定事項ではなく、現時点から見た場合の未来だというのがもう一つの理由のようです。

あと、アカシックレコードには三次元世界の言語で書かれているわけではないので、翻訳ミスが起こるという話もありますし。
アカシックリーダーや霊能者の能力の差もあるかもしれません。


ですから、予言も天気予報程度にとらえるのがいいのではないかと思っています。

今の現状ならこうなる可能性が高い、くらいの感じで。

ゲリーボーネルさんは、「避けることのできない予言はしても意味がないからしない」と言ってるくらいです。だからよく外れます(笑)

でも、外れたからといって、予言者に能力がないとは思っていません。そういう未来も存在はしてたけど、別の未来に変わっただけだと思っています。

公開されると外れる、というのは、集団意識が変わるからと言われていますが、公開されることで、逆にそれにフォーカスされて予言を強化しそうな気がするので、どういうメカニズムかはよくわかりません。

ただ、過去に当たったとされる予言は、実際にほとんど脚光を浴びてない時期のものが多いです。エドガーケーシーにしても、臨死体験者の本にしても。

そうではなく、もしかしたら、今は変動が激しい時期だからなのかもしれませんが。


まぁ、今が大きな文明の転換期であることは、多くの人が全然違う立場や視点からなのに、一致して言われていますから間違いないでしょう。

だから、天変地異とは限りませんし、経済や政治かもしれませんし、ゆっくりした意識の変化かもしれませんが、
何が起きてもおかしくないので、予言があろうがなかろうが、心の準備と最低限の備えは必要だとは思っています。


ちなみに、ジョン・レノンはビートルズ時代に「キリストより有名」発言をしてバッシングされ、抗議の手紙をたくさん受け取ったそうですが、その中に、抗議ではなく、
「あなたはアメリカで銃で撃たれて死ぬ」
という予言の手紙もあったそうです。

それでアメリカツアー中は怯えていたそうですが、実際殺されたのはソロになって10年後です。
公開されなかったので当たったのかもしれませんが、そもそも時期の特定がなかったので、予言と言ってもちょっと微妙です。
ただ、そういう手紙が来てたことは事実のようです。

でも、その後ジョンは忘れてたんでしょうね。アメリカに移住したんですから。


予言とは、見えない世界からのメッセージとも言えますが、ジョンは曲を見えない世界から受け取っていて、その時には話しかけても無反応だったそうです。

脱魂状態というんでしょうか。フリーズしてる状態。

友人のケイさんも忙しい仕事中にメッセージが降りてきた時は固まってたそうで、理解ある同僚から、(まただ)と思われてたと聞きました。


ちなみに、未来に知り合いが事故るビジョンを見て、車で出かけるのをやめさせたら、他の人が事故ったとかって話などよくありますが、先日TVでやってた「時をかける少女」でもそういう場面がありましたね。

未来は決まっている、というのは、時間のない世界から見た場合の話で、可能性としてのシナリオは全てのケースで用意されている、ということなら、ある意味決まってると言えなくもないです。

木内さんも地球の未来を最善から最悪まで観てきたようですし、三次元世界の現在から見たら未来は決まっていないんだと思います。

だからといって顕在意識の自分で全て選べるとはいいませんが、少なくとも今を楽しみ、楽しい未来を想像していく方が、恐怖の予言に怯えるよりはいい未来になると思います。

そのうえで、何があっても全て受け入れ、たとえ苦しくても、それを楽しんでいきましょう。

今の地球に生まれてきたのはそれを体験するためだと思います。
あの世や他の星ではなかなか体験できない玉石混交の世界ですからね。