室伏さんが結婚されたそうですね。

ということで、室伏伝説をご紹介します。

彼はハンマー投げの金メダリストですが、実はハンマーだけの選手ではなかったのです。

野球の始球式では130キロのストレートをど真ん中に投げ込んでいます。

握力系計は初握りで壊したので、127kg以上で計測不能。

アームレスリングの元高校チャンピオンには笑顔で圧勝。

ここまではパワー系だから不思議ではないでしょう。

でも、スピード系や跳躍系も凄いのです。

長距離以外の陸上競技は全て世界レベル。

100mは10秒台。

でも、陸上十種競技の元日本チャンピオンの武井荘に言わせたら、フォームは全然ダメだそうです。

そんなダメなフォームでも10秒台なんですから、ちゃんと指導を受けてトレーニング受けたら10秒切ってたかもしれません。

あと、走り幅跳びも遊びで飛んで、日本記録を超えています。(遊びなので非公認ですが)

立ち幅跳びも遊びでやって、世界記録を超えています。(同じく非公認ですが)

ビーチフラッグでは、当時の100m世界記録保持者にも勝っています。

ちなみに、スポーツ番付という番組では、みんな旗を取るのに飛び込むんですが、室伏は唯一ダイブなしで予選から決勝まで旗を取った選手だそうです。

スピード系もパワー系もジャンプ系も全てに秀でていて、ダントツのNo.1だったので、翌年から出入り禁止(笑)になるほど。

なんで、それだけ凄いのに、マイナーなハンマー投げをやったかというと、親父さんがその選手だったからというだけでしょう。

マイナーなので、高校の時、国体ではハンマー投げがなかったそうで、一度もやったことのない、やり投げで出場して全国2位。

それまでやり投げ専門でやってきた昭英はショックを受けて競技をやめ、俳優の道へ進んだそうです。
だって一度もやったことないから、小石を投げて、こんな感じかなってことで試合に臨んだんですから、室伏は。

もし、彼がアメリカに生まれて他のメジャー競技をやっていたら、今頃はスーパースターでしょうけどね。

もったいない、と思うのは私だけでしょうか?