4-3の劇的な逆転勝利でしたが、ザックはあまりいい試合ではなかった、と言ってたので少し安心しました。

なんといっても、最近ずっと先制点を取られてばかりで、今回は2-0でリードされるという最悪のスタートでした。

途中までは本田も香川もミスが多く、シュートも少なく、逆に相手にはフリーでシュートを打たせてしまう、というストレスのたまる試合展開でした。

それが、なんとかPKで1点追いつき、後半から大久保が投入され、少しずついい流れになっていきました。

香川のパスに大久保が飛び込みましたが触れられず、それがフェイントになったのか、そのままゴールに吸い込まれてようやく同点。

後半に入ったDFの森重がペナルティエリアまで上がって早いグラウンダーのクロス。それを本田が押し込み逆転。

このまま勝つかと思いきや、またもフリーでシュートを打たれて3-3の同点。

引き分けで終わりかと思いましたが、直後に交代した青山が最初のタッチで大久保にハーフラインから長いスルーパス。それを大久保がほぼワントラップでシュートを決め、逆転。

4-3で終了。

凄いドラマチックな試合に最後は鳥肌が立ちましたよ。


ただ、やはり日本のDFは弱点で、フリーでシュート打たせすぎです。

でも、大久保、森重、青山と交代で入った選手が活躍したのは収穫でした。

調子の上がらない本田と香川の両エースにゴールが生まれたのも良かったです。

チームに勝ち癖がつき、リードされてもあきらめずに逆転できる、というメンタルもできたんじゃないでしょうか。

さぁ、1週間後には本大会での初戦です。

このまま調子を上げ、勝利をもぎとって欲しいものです。