草履、手にいれなきゃなぁと。

ん?
足のことなのに手に入れるって
なんか面白いな。

足で探すって「探る」こと
手にするって「入手」

あらゆる部位の行動が
言葉で的確に
表現されているってことは

人間、自分を全部使って
生きることに
意味がありそうですね(笑)

さて、和装にかかせない履物。
下駄・草履・雪駄ですが
実はかかとの高さに意味があり
一般的にかかとの高い草履は「礼装用」
低いものは「普段・お洒落用」です。

高めのかかとと言っても
1寸2分から1寸5分の高さ。

1寸(いっすん)とは、
約3.03cmぐらい。
分(ぶ)は1寸の10分の1なので

1寸2分の高さは
3.6㎝。
全く高く感じないんだけど…。
着物だと違いがわかるんだね、きっと。

足元が高いと
華やかな印象が昔からあるのなら
女性を美しく魅せる「ハイヒール」は
履物界の進化ですね。