遺産。
久々にきました!
笹本節。
冒険小説。これこそがこの方の真骨頂だと思うのです。
初めて読んだのが、太平洋の薔薇 でした。
わくわくして、どきどきして、心のエネルギーが本からも自分からも湧き出した。
日本にこんな冒険小説を書く作家がいたのかと感激したものです。
それまでは、海外の冒険小説ばっかりだったの。
それからは、はまりました。
もちらん、世間的に評価が高いのは、
還るべき場所 でしょう。
わたしのなかでは、神々の山嶺よりも上です。
でもそれでも、冒険小説こそが、この方の一番の魅力だと思うのです。
日本人好みの話。それだけで片付けられない。
今回は、沈没船の話です。
ただのサルベージではない。もちろん。
学術的な話だけじゃない。
ただの絵空事でもない。
でも、夢をくれるんです。
厳しい現実があるのは、百も承知なんです。
でもね、この作者さんのくれるものは、
夢であり、
生きていくための原動力であり、
人のつながりであり、
なにをも上回るほどのわくわくしたストーリーテーラーぶりなのです。
読み進めずには、いられない。
笹本作品、ここにありです。
ちなみにおすすめは、太平洋の薔薇、天空へな回廊、極点飛行かな。