もうすぐ4月ですね。
新しい季節の訪れ、出会いと別れの季節です。
私の職場でも、ずっと一緒にやってきた看護師さんと先生が一度に退職という
大きな転機を迎え、てんやわんやしています。
さみしいけれど、また会った時に胸を張れるようがんばらなくちゃ。
ところで、先日ブログをUPした時に思いがけず多くのコメントを頂きまして
ありがとうございました。
なかには、これから認定を目指す方や同じ分野に入学予定の方もおられたりして、
なんだかとても嬉しかったです。ありがとうございます。
みなさんのコメントを読んで、
教育課程に入学する前のことを思い出したりしたのですが
今振り返って、ああしといた方がよかったとか、これはあまり役に立たなかったなどの
ことを振り返ってみようかなぁ~と思った次第です。
(記憶がまだフレッシュなうちに笑)
今日はまず、教育課程への入学試験に向けての準備(試験対策)から。
実際に私がやったことは、
とにかく一冊を読み込むこと。でした。
選んだ本は「がん看護研修マニュアル/静岡県立静岡がんセンター編、南江堂」
専門領域ががん領域だったのですが、実際勤務している中で関わっていない疾患も
あったりして、
がん看護について広く浅く知識をつけた方がいいのかな、と思ったのでこの本を選びました。
とにかく読む。書き写す。
どのがんに何が標準治療なのか、どういう症状が初発で出現するのか、経過はどうなるかなど。
実際の試験では、筆記(一般知識:生物学やがん治療の選択問題、放射線療法を受けている患者の看護についての状況設定問題)に役立ちました。
これから受験を考えておられる方がもしおられたら、
その専門領域のベースとなる知識を広く浅くつけられるような勉強がよいのかな、と思います。
(専門領域についての知識は入学してから学ぶので)
幸い、私は放射線治療室に勤務していて、放射線治療に関する基礎の基礎は毎日実践できていたので
この勉強法でなんとか合格できました。
(偶然、同期にも全く同じ本で勉強していた人もいました)
もう少しやっておけばよかったかな~と思ったのは、小論文対策です。
テーマが全く分からなかったので、もともと文章を書くことが嫌いじゃないし大丈夫かな~なんて
甘い気持ちで全く対策せずに試験を受けました。
(ちなみに私が受験したときのテーマは「あなたが手紙を書く時に気をつけていること」でした)
テーマを見てびっくり!頭が真っ白!笑。
お昼休憩に他の受験生から「小論文って書くときはまず結論から書くんだって」と雑談で聞いていたことを思い出し、ひねり出しましたが・・・
入学してからも、短時間で自分が言いたいことをまとめる作業やレポートがとても多いので、
試験対策という意味だけでなく、自分の考えを短時間で相手に伝えられるよう
対策をしておくとよいかもしれません。
私は読んでいないのですが、(先生スミマセン・・・)
入学してからの論理的思考の講義がとても分かりやすかったので、
その先生が推薦されている本をあげておきます。
「新版 論理的思考/宇佐美寛著、メディカルフレンド社」
あと、面接はでたとこ勝負ですかね。笑
認定をとった後にどういう活動をしたいか、自分の病院の課題はなにか、今まで看護研究をしているか、したとすればどういうテーマか、などを3対1で聞かれました。
その辺りを自分の中ではっきりさせておけば、面接にも入学してからの学習にも
役に立つと思います。
こうやって思い返してみると、
教育課程の入学試験って、
後々の同期と初めて会った日でもあったりしてなんだか感慨深いです。
いまだに入試の日のことを言い合ったりもしているので笑、
これから受験されるみなさんには、試験だけでなく休憩時間も大切に過ごしてもらえたらな、と思います。(私のように試験でも助かるかも・・・笑)
長文、しつれいしました!認定審査のお勉強、がんばります!笑