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「僕たちは戦わない」とかいう歌を聞いていてなんとなく考えたことなのだけど、


安全な場所からはそりゃなんとだって言える。無論、戦わずに済むなら誰だって戦いたくなんてないだろう。傷つき、死に至るリスクなんて誰だって取りたくない。






同じように、「きっと大丈夫」「前を向いていればいいことある」なんて盲目的に使い古された理想的な言葉がある。






それは結果的にうまく行った経験があるから言えるんだ。







例えば、生まれてからこの方、一度も思うように生きれなかった人生を送った人が同じ言葉を吐けるだろうか。





ずっと不幸しか体験してこなかった人に「信じていれば、必ず報われる」なんて言葉を信じさせることができる?

「信じろよ。信じなければ何も好転しないぞ」と言い続けることが、いいことだと思う?


それは誰にとっていいこと?

あなたの勝手な正義感?

















「僕たちは戦わない」







今まさにナイフを持って襲ってくる狂人と対峙した状況でその言葉を吐けるのか。






たいそうな理想を振りかざすのはいいけれど、真実も知ろうとしないで、勝手な理想論だけぶつけないでほしいんだよなあ。




それこそやむを得ず戦う人、生まれながらに希望なんて持てなかった人間に対する言葉の暴力だ。