エリザベス2世は父方から主にドイツ系の諸侯の血筋を多く受け継いでいますが、母親であるエリザベス王太后はスコットランド貴族の令嬢であり、王太后の系図に着目すると面白い発見がありました。
②系図
③系図
④系図
①系図
まずはエリザベス2世の家族と三親等内の先祖たちです。エドワード7世やテック公フランシスなどがみえますが、母方はご覧の通り、スコットランド貴族のストラスモア=キングホーン伯爵クロード・ボウズ=ライアンなどがみえます。注目すべきは曽祖母の一人である【フランセス・スミス】という人物です。
フランセス・スミスの系図です。ロンドン生まれの女性で、貴族階級ではありませんがボウズ=ライアン家に嫁いでいます。フランセスの母方を覗いてみると曽祖母の曽祖母にメアリー・ワーナーという人物が見えるかと思います。彼女の父はイギリス生まれで植民地時代のアメリカに渡って成功したオーガスティンです。
ようやくジョージ・ワシントンが出てきました。そのメアリーの姉妹がジョージ・ワシントンの祖母であるという関係です。
ジョージ・ワシントンとエリザベス2世の直系先祖であるロバート・ポーティアス(③系図参照)が又従兄弟(共通の曽祖父母がいる関係)であることがわかります。英語では2nd cousin 7th removed という続柄で説明されるわけですが、これはつまり自分から七世代遡った先祖の又従兄弟という意味です。
以上エリザベス2世とジョージ・ワシントンの近からぬ関係でした。



