今日は久しぶりに
小さな頃に住んだ
路線に乗りました
青い車窓を
眺めていたら。
遠い昔
母と乗った記憶が
甦りました
今日と同じように
その日は氣持ち良い
風に吹かれ
開放的になった
ワタシは
母にねだって
持たせてもらった
手に握りしめていた
乗車券を手放してしまい
ひゅーっ
異空間に
吸い込まれるように
遠ざかる
小さなカケラを
見つめていた
そのあとの記憶は
ありません。
きっと、母は駅員さんに
怒られただろうな
お金をまた支払ったのかも
知れません
お母さん、どんな氣持ちだったろう
ごめんね。おかあさん。
そして。
もう一つは同じく
帰宅中
路線バスに乗ったとき。
いつも姉と競争になる
ボタン争奪戦
まだ降りる停留所ではないのに
誰よりも早く押したいワタシは
バスが発車した途端に
ボタンを押してしまったコトが
ありました
その時のことを
ナゼ思い出したか…
と言うと。
母がすみません。
押し間違いました。
と伝えたのですが
運転手さんは
押されたのなら
誰か降りてください。
と、おっしゃったのです。
運営上、仕方なかったのでしょう
母は、
いつもの所で2人で降りなさい。
と、姉にワタシを任せて
1人降りて行った
母の後ろ姿が忘れられないから。
母はいつでも
優しくどんなことでも
包み込む大きさが
ありました。
叱られた記憶がありませんし
運転手さんのことを
悪くも言いませんでした。
シアワセだったな。
お母さんありがとう。
涙がこんなに出るのは
きっとご先祖さまと一緒に
帰ってきてくれてるんだと
思う
ご先祖さま。
お母さん
おばあちゃん
おじいちゃん
遠い遠いご先祖さまも。
お帰りなさい
ゆっくりしていってね。
今日は友人の
篠笛とジャンべコンサート
音っていいな。
鎮魂にピッタリだなぁ。
ひとしきり泣いたわたしは
スッキリと
晴れやかな心地になりました
誘って下さった友人
ホントにありがとう❤️
全ての存在に感謝しかありません。
今日も特別な
素敵な一日❤️