つづきですニコニコ

 

大宮氷川神社の社殿から

わずか一門を隔てて

すぐ隣に鎮座する

 

こちらの『客門人神社』






御祭神は

足摩乳命(あしなづちのみこと)

手摩乳命(てなづちのみこと)

 

 

櫛名田比売のご両親であり、

大山津見神の子です

 

あしなづち様は、『男神』

てなづち様は、『女神』

 

2柱の『まぐあい』により

 

8人のお姫様が

いらっしゃいましたが、

 

ほおずきのように真っ赤な目、

腹は血で真っ赤にそまり

谷を8つわたるほどの

巨大な胴体には

苔や杉などが生えており

8つの頭と8つの尻尾をもつ

巨大な怪物

 

『ヤマタノオロチ』

毎年ごとに1姫さまを生け贄にされて

残るお一人の 奇稲田姫様を

生け贄に捧げる直前に

スサノオ様が現れ、

 

ヤマタノオロチに大酒を呑ませて

退治した物語

 

(このお酒は

 8度醸した(かもした)

 八鹽折(やしおり)之酒

といい、熟成させた

ブランディーのような

甘いお酒だったようですよ)

 

家の周囲に垣根を巡らせ

8つの門扉と桟橋を用意し

各門ごとに酒樽を配置

 

みごと

 

ヤマタノオロチを酔わせ

 

 

十握剣/十拳剣(とつかのつるぎ)で

成敗することに成功

 

ヤマタノオロチの尻尾から

出て来た、立派な剣が

三種の神器である

『草薙の剣』

天照大神に献上したそうな。

 

つづきます!