今年もすっかり残りわずかとなりました。
お正月飾り講座のお知らせです
ありがたいことに
12/2講座は満席を戴いております。
12/9、または12/18の講座を追加致しました。
ご確認頂けますと嬉しいです。
麻は古来日本人の生活全般を支える大切な植物でした。
麻は、天にまっすぐ伸び、その成長の早さは3ヶ月で3mを超す程に大きく成長する生命力の強さと、その実直で無垢な性質が神聖とされ、神と人間を繋ぐ 神の依代なのです。
麻は不思議な植物で、先端は草なのでユラユラと風にそよぎますが、根元は木質化するので、しっかりと大地に根付くもの。
木のようにどっしりとしつつ、風にゆられる柔軟性も併せ持つ
陰陽バランスが整った麻。
植物界では珍しい、メス株とオス株に分かれる機能を持ちます。全植物品種のたった4%程度と言われている雌雄異株。これらは、イチョウやソテツ、麻など原種で個性の強い品種に多く見られます。
麻と日本人との歴史は古く、石器時代からすでに生活とともにありました。邪馬台国の卑弥呼の時代、奈良県桜井市の纏向遺跡から祭事に使われた場所から、桃の種、栗の実、麻の実が大量に発見されているのです。また、大和朝廷時代には、国家の安寧、国民の弥栄を祈願し、その場を浄める大麻(おおぬさ)を神具として使用されてきた歴史があります。
現在でも、結界を張るためのしめ縄や鈴緒などは、本来の麻で作られている神社さまが増えてきました。
■作れるもの■
精麻のお正月飾り
横幅約18㎝ × 縦の長さ 約100㎝
人によって、作る長さが変わりますことをご了承下さい。
■材料■ 精麻、真菰、新米稲、タペストリー
■お持ち物■ : 作品を包めるような袋か布
■日時 : 2022年12月9日(金)
2022年12月18日(日)
または、ご希望の日をご連絡下さい。
13時〜17時
■場所 : 千葉県市川市妙典駅近辺(お申し込みの方にお知らせします)
■参加費 : 9500円(講師料、材料費込み)
■お申込み方法
メールにてお申込み下さい。
keityblue01@gmail.com