日本文化に光りをあてて
未来に繋げたい
日本文化未来研究所 所長 麻文字 恵子 ですん
今月も、嬉しい事に
日本の神社等のご神事用の 精麻を主に
栽培している 麻農家 7代目 大森先生のお話会を
栃木県鹿沼市で、開催致しました。
大森先生は、日本の麻を約90%以上も栽培している
日本最大の麻農家さん
90パーセントって
凄いこと
それは、
麻農家を取り巻く環境管理強化による障害や
麻を栽培することの生半可ではない
厳しい状況に、せっかく永年、麻を育て
誰もが切望する 『麻栽培免許』を取得しながらも
後継者不足や栽培に対する意欲消失により、
廃業してしまう麻農家が増加している
ことの現れでもあるのです。
(もちろん、戦後 GHQによる『大麻取締法』による
栽培禁止令 での規制で廃業された方が大半です)
放棄された麻畑を大森先生の所へと
依頼があったりもあるらしい、、
ピーク時には、昭和29年(1954年)では
37,313名もの大麻栽培者が
全国にいた日本ですが
なんと。、
令和元年2019年には、たったの 35名
実は、昨年も2名の麻農家廃業者された方々がいらっしゃるのです・・
厳しい数字が物語る通りの
麻を取り巻く現状
そのうえ、平成28年(2016年)麻栽培免許取得者が
引き起こした不祥事により、
『麻の写真を撮ってはいけない』
『歩行者は、麻の前を立ち止まっては行けない』
『(麻薬課が管理している)麻農家の住所を公表してはならない』
『麻畑に一般人を入れてはならない』
なんと、、
『新緑が香る季節になりました』
という表現にも、麻薬を誘うかのような表現だとされ
関係各部署から指導が入るという
なんとも笑い話にもならない実話が
あるほどの、厳しい麻農家の現状を
どれほどの方が理解しているのでしょうか。
実際に、麻に関わっていない方が発言される
『麻は簡単に育てる事ができる』
『麻は虫がよらないので農薬がいらない』
『肥料もいらない程のパワー植物・・』
そんな、夢物語のようなお話を書けば
お金になる・・という理由かどうかは分かりませんが
言いたい放題書きたい放題・・
出版社にクレームを入れたこともあるそうです
大森先生は、日本の麻を絶やしてはならないと
厚生労働省との会議にも日本の麻の未來を一身に背負って
出席されていらっしゃり
お忙しい先生にも関わらず、全ての方に門戸を開いて下さる
素晴らしい御仁です
大森先生が出席された一例の厚生労働省の議事録は
下記になります⬇️
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000031ehd_00005.html
さらなる管理強化徹底や
全国の新規免許発行停止中という
麻農家には厳しい現状をなんとか、少しだけ前の状況に
戻せないか、、と誠心誠意行動されていらっしゃる
大森先生のお姿に、毎回潔く生きる意義を
學ばせて頂いております。
なんと・・
麻に新しい可能性が。


おもうにね・・
勝手な思い込みですが。
昨今の、麻ブーム
CBDオイルやTHC成分が軀に良いと
言われてますがね
忘れちゃいけません!!
日本の薬草だって、すごいんだじょ!
実は、雑草と呼ばれる普段見向きもされない
ヨモギや、真菰、
そして、雑草じゃないけど、松もね
日本古来の植物は、麻に劣らない効果が
あるんじゃないかな
みんな、無い物ねだりをしているような気がしてならないの
アタシがそう思っているだけかも知れません。
でもね。
有名な人が言っているから・・
お医者さんがそう言っているから・・
ではなくて。
自分でよく見て、よく考えて。
本当の麻をキチンと學んで欲しいなぁと
思うのね