こんにちは。
日本文化未来研究所 所長 麻文字 恵子 ですん
麻を広める活動 をしています。
月に一回
栃木県鹿沼市の麻農家
大森先生のお話会を主催
麻のお話会や講座を開催中
この写真は、規制される以前2015年に撮影したものです
少し前まで、麻と言ったら。
危険、絶対にダメ
が、標語でしたよね。
ポスターなどでも盛んに宣伝していましたので
覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
でもね・・
日本の麻は、海外のマリファナ種とは違い、
CBD(カンナビジオール)やTHC(テトラヒドロカンナビジオール)
成分が殆どない品種ですし、
その上、現在日本で栽培されている野州麻は
品種改良されているので、
『危険と言われる成分はほとんどない。』
に等しい品種になのです。
間違った解釈 麻=危険 という認識以外に、
最近増加している麻がなんでも治してくれる、
魔法の薬
薬効成分を期待して販売したい。
という方々が増えているのも事実です。
ですが前述した通りに、鹿沼の野州麻はその成分が殆どなく、
基本的にご神事用に大切に育てられておりますので、
もしも。
薬効成分を期待して、學びたい。という方は
海外で學ばれることをお奨めします。
日本の麻と海外の麻とは全く違う種類のものです。
例えて言うと、柑橘系というくくりは同じですが
オレンジとレモンが同じ。だと考えるヒトはいないように
それほど、種類が全く違う事をご理解頂けると
嬉しいです
甘いオレンジに、目にしみるような酸っぱさを求めませんよね?
めちゃんこ酸っぱいレモンに、甘みがない!って、怒る事もないものね
それぞれの役割を持つのです。
なによりも。
日本の麻は、品種改良される以前から
殆どその成分を含まない上に、
麻により軀を持ち崩してしまい、人生を見失った。。
という、日本での歴史はないのですから。
もちろん、
今後、鹿沼市で作られる野州麻も精麻や麻幹以外を破棄している現状が改善され、
薬として、燃料として、建材として、麻全てが有効活用され、
私たちの生活に取り入れられるようになると嬉しいと思うのは、
麻を永年、育てていらっしゃる大森先生も同じ気持ちです。
懐かしい大森先生の縁農でのお話会。
今では、麻の前を立ち止まる事さえ
禁止されているのが現状です。
麻は、その姿かたち、天に真っ直ぐに伸びる性質から御神事に重用されてきました。
日本人としての誇りや目の前の相手をおもんばかれる、
豊かに暮らせる心意気を認識させてくれる大切な植物ですね。




みなさまとの素敵なご縁に感謝します。
野州麻の歴史を一緒に學びませんか?
今月は、8月26日(木)13時からです。
参加費は1000円+手土産代を参加者で案分した金額となります
ご興味のある方、お問合せ下さい
今日も佳き日を!