先日、長崎に旅して

めっちゃ氣になった 『鼈甲かんざし』
各地ありますが、長崎も名産品だそうです。
今では絶滅危惧種認定されている ウミガメの一種
『タイマイ』は、ワシントン条約により捕獲制限のため、現在作られている作品は
各製作所が手元在庫にあるだけ・・という貴重な逸品。
調べてみましたら亀の甲羅は加工しやすいので、工芸品や装飾品の材料として古くから重用されていて
なんと!!
一番古い作品は正倉院におさめられており、
江戸時代には徳川家康の眼鏡フレームとして用いられたのが有名だそうですよっ



すげーなっ。
これね。亀の甲羅を10層程にも重ねて作るそうなのね。
日本の技術って、本当に繊細で素敵だなぁ。
残念ながら現在その多くは、プラスチック素材に変わってしまいましたが、、、
今回初めて

ホンモノの鼈甲かんざしを実際に使ってみると、
肌馴染みが良くて、あったか〜い





動物の命を頂いている、まさに血の通った素材から出来ているのですね。。
じーーん。。
じーーーーーーん

もう、ホントに感動しちゃいました



ヒトの体温によって微妙に変形することから
眼鏡のフレーム等は、持ち主のカラダのカーブにフィットするそうなの。
そして、髪の毛のキューティクルのような繊維の方向性をもっているので
汗に濡れても簡単にはずり落ちない特製があるんですって。
頭のカーブにスッと差し込めて。
ずっとしていても、痛くなりません。
FBに載せたら、みなさんに褒めてもらえて、
Keikoさん嬉しくて嬉しくて!!
和のテイストは、オンナっぷりが
勝手に一段上がっちゃう
素晴らしいアイテムですなっ

鼈甲、ちょっとお高いけど買って良かった〜

益々日本が大好き。鼈甲かんざしをして、着物を着たくなりました



忘れられつつある日本文化ですが
絶やす事なく、良いものを後世に継承して行きたいな
