2021年1月16日
一粒万倍日、天赦日、甲子の日という最強開運日の記録ですん。
おすすめの老舗蔵元で日本の至宝
お酢とお醤油を頂き、向かったのは。。
こちらのつづきです⬇️
阿波忌部族所縁 大桑神社さま!
茨城県結城市小森にあります。
結城市と言ったら、染め物で有名ですよね。
小山市のお隣でしたので、すっかり栃木だと思っておりましたら
なんとまぁ。この一体は、茨城県と栃木県が入り交じる不思議な空間でござりました。
ちょっと車で走ると、あっという間に茨城県。
そして、その先を数分走ると栃木県。。栃木と茨城、めちゃくちゃ仲良しさん!笑
御祭神は、稚産霊の神(ワクムスビ)
火の神軻遇突智と土の神埴山姫とにより誕生の稚産霊の神様で娘が、豊受大神。
頭上に蚕と桑が生じ臍の中には五穀が生えて農蚕業の神として尊崇されています。
名前の『ムスビ』とは、神産巣日神や高御産巣日神などと同様に、
神による万物創成の力、子孫繁栄の繁殖の力、豊穣の意味合いを有する。
『古事記』の大気都比売(オオゲツヒメ)や、『日本書紀』第十一の一書の保食神(ウケモチ)のような、
食物起源の神話となっているそうです。
古代、東国に養蚕・織物を伝えたとされる阿波斎部が当地を訪れた際、豊富な大桑の木が茂っていた為、
住民に養蚕業を教え、養蚕の守護神である稚産霊尊の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
阿波忌部の名前がちゃんと記載されていますね。
こちらは、1722年に建てられ、彫刻が美しい社殿が有名です。
東西2面が中国の故事(東・虎渓三笑、西・光子甕割)、北面は日本神話(天の岩戸)が題材。
だけど金網で覆われて、よく拝見する事が出来ませんでした。ザンネン。
『虎渓三笑』
あることに夢中になって、他のことを全て忘れてしまうこと。
「虎渓」とは、中国の江西省の廬山にあったとされる谷の名前。
「三笑」とは、三人で笑うこと。
中国東晋の高僧の慧遠(エオン)は、廬山の寺に籠もり虎渓よりも外に出ないと誓っていたのですが
詩人の陶淵明(トウエンメイ)と道士の陸修静(リクシュウセイ)を見送る時、話に夢中になるあまり
虎の吠える声で虎渓の谷橋を超えてしまった事に気づき、
三人で大笑いしたという故事から。
なんで、この故事が選ばれたのかは記載されていませんでしたが、
自らの誓いを破っても、大笑いで吹き飛ばしてしまうこと最高じゃないですか??
そして地名の小森(コモリ)。この、地名の由来は、戦のとき軍兵交替に社に籠る(コモル)が、養蚕業が最盛期になった時に、蚕守(こもり)に代わり、現在の小森になったそうなのです。
この彫刻にある、山に籠る(コモル)を掛けたとしたら、本当に昔の人はお笑いが大好きだったんだな〜って、思ちゃった
実は、ワタシの今年の目標は、大笑い!!
このブログのサブタイトルも毎日笑顔となっておりますのがははは。
【天岩戸】
「世界が暗闇に包まれたときも、笑いで必ず夜明けがくる」
素戔嗚尊が高天原で数々の暴挙を行ったために、天照大神の怒りを買い天石窟の磐戸を閉じて籠ってしまったので、
国中が暗闇となり昼夜の区別もつかなくなってしまい、世界中が混乱となった。
思兼神がまずニワトリを一羽鳴かせ、天宇受売命(あめのうずめのみこと)がおもしろおかしく
オケの上でトントンと拍子をとりながら踊りだし、集まった神さまたちは手をたたいたり、笑ったり、
歌をうたい始めました。あまりの楽しげな様子に、天照大神が少し磐戸を開けた瞬間、天手力男神が
力いっぱい引き開けて、この世の中に光りを取り戻し、世界が平和になったという伝説です。
やはり、笑いが世界を明るくするのですね
【司馬温公の甕割り】
「器は人命より軽し」
甕は財産を表す大切な物ではあるが、財産よりも尊いのが人間の命であるということを教えている。
司馬温公は司馬光といい、北宋の政治家。7歳の頃のこと。高価で大きな水瓶に落ちた友達を助けるために、とっさに石で瓶を割りました。親に叱られることを覚悟したのですが、父親は温公を褒め、改めて命の大切さを教えたと言います。
モノはいつか壊れます。高価なモノよりも、大切なのは生きている私たちニンゲンなのですよね。
綺麗に掃き清められた境内。
誰もいなかったので、ゆっくりとした時間を過ごせました。
天然記念物の大きな欅(ケヤキ)
樹齢約350年。どっしりとこの地域全体を見守って下さっているのですね。
ありがたーい。