アサ。 アワ。 アイ
今、ココロに響くこと・・・
麻と、阿波と、藍
全て日本人の歴史に寄り添ってきた物ばかり。
そして、すごくグローバル
阿波藍と麻の葉模様は
天城流のシンボルです
麻は、阿波(現在の徳島県)に住んでいた
阿波忌部族が携えて全国に散らばった。
阿波と言ったら、『阿波踊り』だけではなく
『阿波藍』が有名ですね。
藍には、古来から様々な薬効効果が知られており
止血や防虫、消臭、紫外線防止効果が認められています。
エジプトで発掘された約3300年前のツタンカーメン王のミイラは、
赤は茜、青は藍で染めた麻布が巻かれていたそうです。
長い歴史の中で、麻と藍は人々の中で愛されてきたのですね。
それを知ったとき、本当に胸が熱くなりました。
藍は『すくも』が発酵して染料となります。
植物の薬効成分を煮出して、衣類を染めて着るお薬、藍。
それが、今のお薬を飲む語源『服用』から来ています。
着ることは、『外服』
漢方などを煮出して飲むことを『内服』
麻は着るだけで、心地よいお薬になりますが
藍を染め入れることで、さらに
浄化されてスッキリする薬効が込められるので
相乗効果抜群
嬉しいですね!!
気持ちえーーっ!!
こちらは、種取り用の麻の前で数年前に撮った写真です
現在は、麻の写真を撮ることも
麻の前を立ち止まることも禁止されていますので
ご注意下さいませ。
それくらい、
麻の現状は厳しくて・・
出来立ての、精麻です。
キラキラ輝き、本当に美しい光りを放っています。
しかしながら。
今の麻の現状は、一年更新の免許制でその栽培を許可されており
法律で決められている事項がありますが
その運用に関しては、各県の知事に一任されているため
法律で認可されているのにも関わらず、
一県知事の責任の重責にとらわれて、
なかなか解放する機運になっていません。
せっかく、数年前に『伊勢麻』の免許が認定されて復活しても
三重県内の神社内の消費に限定され、
『県外への販売は出来ない。』というのは
なんとも、納得出来ない、、と思うのは私だけでしょうか?泣
生産者の生活を脅かす事態になっている
麻事情。
もともと、日本の麻は海外の麻とは種類が違うので
精神に異常をきたすカンナビノイド「CBD」や『THC』成分は少ない上に
品種改良された『野州麻』は、無毒と証明されています。
ですが、なにかあった時に、、のなにか。。は
長い日本の歴史の中にはないので、それが証明されるのではないかと
個人的には思っています。
阿波忌部族が広めた『麻』
古来から神様の依り代として、親しまれて来ました。
神社の鈴の緒、結界、お盆の時の迎え火、送り火
すべて、ニンゲンと神様への橋渡し役で
大切なお役目を果たしていた、日本の麻の歴史を
思い出して、こころを寄せて下さると嬉しいです。
10月25日に、ホントの麻のお話と未来リーディング会
開催致しました。
その様子は、これから書きますので
もう暫くお待ち下さいね!
今日も素晴らしい一日をお過ごし下さい