先日からの断捨離で
1枚の紙がスケジュール帳の奥から出て来た。
小さく
たたまれたその紙は
父の寂しさが溢れ出た
『呪いのことば』が書かれてた。
その存在を忘れてたけど、ずっと捨てられなかったんだね。
わたし。
『オレ(父)の葬式には
お前は出席するな』
なんて、悲しみの詰まった気持ちなんだろう。
これみて、また、胸がキュッとなった。
というか、そんなことで
自分を卑下して、注目されたかったなんて。
とても傷ついたし、悲しかったよ。わたし。
小さな田舎で地主の長男として
本当は愛されていたのに。
とても大切にされたのに。
きっと、あの戦争が全てを彼から奪い取ったことが
赦せなくて、誰かに当たりたかったんだよね。
もう何十年もの時を経て、まだまだ戦争の禍根が残っている。
彼は自分に呪いをかけた。
まだまだ足りない。
もっともっと愛されたかった。
こんな人生を歩むのは本当のオレじゃない。
オレが悪いんじゃない。
その不満を子供や母にぶつけて来た
外ではお調子者の父。
小さい頃から
父からの言葉と力の暴力
『お前はブスだから、手に職を持て』
(手に職を持つのは本当に大切。だけど、ブスは余計だわ)
『ブスなのは親の責任だから、整形手術代はオレが払う。』
(忘れもしない、あれは小学校3年の時でした、、
あれから、つい最近まで誰がなんと言おうと、
褒め言葉は全てなぐさめとしか受け取れなかった、、ひねくれワタス
やっと、何回かのセッションで浄化出来たよ。負の連鎖は私で打ち切りっす!)
母が病気の時に、実家に行くと、
『ここはオレの家だ。お前は早く出て行け』
『おまえはいらない』
ガマン強くて賢い母には、
『料理が下手だ』『おまえがいなくてもやっていける』
やっと、母が亡くなる直前に、子供達が応援しつつ
『父の行動が辛かった、ストレスが溜まって病気になった。一言、ごめんなさい。の言葉を言って欲しい。』
と、数十年の結婚生活ではじめて、やっと本当のことを父に言えた母。。
というのに、
父からの回答は、
『抗がん剤で頭がおかしくなってるだけだ。そんなことを、言うはずはない。オレのどこが悪いんだ』
と、全て自分中心の父でしたが、亡くなってからやっと、
母の存在の大きさに気付き、今では母の写真を見つめる日々。
先日のセッションで、こんな寂しがりやの父を
私たちの負担にならないように
母が迎えにきているそうな。。
正義感の強い母。そんなことをしたら、母の魂が救われない。
お母さん。大丈夫。
親を選んできた私たち。
愛で父を赦してあげることが出来る年齢になったんだよ。
時間て、本当に強力な癒しのお薬だね
今日でこれまで受けた
父からの想いを愛で包んで全て天に返します。
もう不要な気持ちはずっと手に握ってなくても大丈夫。
手を離せばいいんだもん。
きっと、父も今日で落ち着くといいな。
お父さん、まだまだ長生きしてね。
そして、母も天国で安心してね。
全ての想いが愛で満たされますように

今なら、思えるの。
こんな、ショウワのオヤジを父に持てるって、なかなかないもん

父のエピソード書いたら、きっとベストセラー作家になっちゃうんじゃないか?レベル
ホント、すごい体験をさせてもらったって思ってる。
身体張って人生劇場を見せてくれて、ありがとう。お父さん

さっきの紙は今日のうちに燃やして天に還しましたん。
わたしもね。とっても心が晴れやかになりました。
私たちと同じように
全ての人たちの
辛かった想いが心穏やかになりますように。
お付き合いして下さって、ありがとうございます

やっと、自分の道に進めます。