学生時代、日本少林寺拳法を學びました。

今、思い出す度に、
私の基礎は、少林寺拳法に
教えて頂いた経験から出来ている。

そんな感じがします。

入門当初は、先輩からの白帯を
譲って頂くのですが、

試験に受かり、初段になると
黒帯を頂けます。

黒帯には、名前と好きな四文字熟語を
入れることが、通例で

私が、選んだのは

力愛不二

力と愛は両方、
なくてはならない大切な物。

いくら慈愛や正義感に溢れていても

勇気と行動力がないと

平和な自己『社会』が確立されない。

逆も然りで、

チカラだけでは、人生の目的に辿り着かない
虚ろな命になってしまう。


私が学んでいた頃は、

少林寺拳法のシンボルマークは

鍵卍でした。

それは、仏教で使われた
神聖幾何学で、幸せの象徴。

それが、ナチスで使われてしまった為に
世界にダークな印象を与えしまい

世界情勢を踏まえ、
いつの間にか、日本少林寺拳法でも
使われなくなってしまいました。

ナチスが使った裏卍。
それは、力の象徴

少林寺拳法が使った表卍
それは、慈悲と幸せの象徴

本当は、どちらも大切なのに、

一方の見方に囚われて、
誤解を生み、争いを引き起こしてしまう。

人間って、ホントに
小さな事象に揺れ動く
ちいさな、か弱い存在なのですね。

物事に囚われない
俯瞰した人生を歩みます。

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