「やたらと新しい教材を購入してしまう」
 
このパターンに陥っていると不合格がぐっと近づくので要注意です。うまくいっていないとついつい教材に救いを求めたくなるものですが、多くの場合これは現実逃避に過ぎません。
 
私も司法書士試験のころにこの傾向がありました。どの教材も中途半端にしてしまって、書店に行っては不要な教材に手を出してしまったものです。逆に行政書士や社労士の受験の際は、これを極力慎みました。
 
新しい教材を購入する前に、今ある教材をどう活かすか考えるようにしました。バラして持ち運ぶ、付箋を用いる、別のテキストとリンクさせる、徹底した書き込みをする、色んな加工法を試行錯誤しました。
 
教材の選定は確かに大事なことです。しかし、大切な発想はそれが「役立つか」どうかではなく、どう「役立てるか」にあると思います。黙っていれば自動的に役立つツールなどありません。主体的に使ってこそ活きるのだと思います。