こんにちは、けちゃんです。
今日は初めてゲイバーに行った日について書こうと思います。
私が初めてゲイバーを訪れたのは2019年の秋ごろ、結構最近でした。
当時唯一のゲイ友達であったAくん(私の一個上)に誘われ、私は未知の世界へ足を踏み入れることとなったのです。
そしてまずは一軒目、
感想としては......
思ってたのと違う!!
ゲイバーってもっとメイクばちばちのニューハーフがいっぱいいて毒舌で悪態つかれてみんなでギャーギャー騒ぐところじゃないの!?
私が初めて行ったゲイバーで働く人はみんなぱっと見普通の男性(ノンケ)だったし、ギャーギャー騒ぐというよりはゆっくりおしゃべりして飲むような場所でした。
どんな凄いのがいるんだろうと構えていた私は拍子抜けすると同時に「あっ、ゲイバーって普通のバーと然程変わらないんだ」ってこの時思ったんですね。
ホストのようにシャンパンがポンポンおりる訳ではないし、飲み物も鏡月やJapanがメインではあるものの、普通のバーと同じように、ゲイというコミュニティの中でお互いにゆっくり交流する、それがゲイバーなんだなと思ったことを覚えています。
......まだまだ氷山の一角しか見てないことも知らずに。
1、2時間ほどそこで飲んだ後、A君に「もしまだ元気ならもう一軒付き合って欲しい」と言われました。
私はその時初めてJapanをお茶割りで飲んでいたのですが、アルコールの感じもキツくなく、スイスイ飲めていたので「全然オッケーだよ!」と余裕で答えました。
今思えば、店子さん(ゲイバーの従業員を店子という)が初めての僕に気を遣って薄めに作ってくれていたんだと思います笑
そして2軒目
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ほとんど何も覚えていません。
友達が「バースデーだから!」と店子さんにとんでもない量のシャンパンをおろし、横で会計を考える僕はドン引き、そして出てきたシャンパンを私も一緒に飲まされてから記憶がありません。
気付けば私は家のベッドで死んでおり、友達も床に転がっていました。
......一体何があったんだ。お会計はどうなったんだ。そもそもどうやって帰ってきたんだ。
お互いに徐々に体調が戻ってきてから一息ついたところで、私は昨日のお会計がどうだったかを尋ねました。
するとなんと彼の口から返ってきたお会計の合計は
20万円
を超えており、とても学生の私には折半でも払える額ではありませんでした。
A君は「僕が誘ったんだから気にしなくていいよ」と言ってくれましたがあまりに申し訳なく、せめて自分が飲んだだけでもとA君にお金を渡そうとしたのですが、「年下からお金は貰えない」と受け取って貰えませんでした。(恐るべしA君の財力......!)
後で知ったことですが、実はA君にはあまり大きな声ではいえないとんでもない収入源があるらしく、その界隈では有名だったようなのです。
それにしても初回にして記憶を飛ばすような飲み方、断片的に覚えてるお姉様方の豪快な飲みっぷり、話っぷり、そしてまさかのA君の財力......
一軒目でゲイバーを知った気になっていた私は、見事2軒目にしてゲイバーの洗礼を受けたのでした......。
ゲイバー怖い。
もう行かない気がする。
これが私の感想でした。
それでは次回は「初めてのゲイバー出勤編」です、お楽しみに!