我が家の家族構成は、2014年6月現在、私、妻、息子(2歳6ヶ月)、娘(1歳2ヶ月)です。
私はいわゆる普通の、とはちょっと違うのですが専門職の会社員で、妻は専業主婦です。
息子は「表出性言語遅滞」と診断されており、自閉症スペクトラムであるのは間違いないようです。ただ、まだ幼いので今後診断名が高機能自閉症などに変わる可能性があるそうです。
娘はまだ明らかな発語はないのですが、息子と比べると今のところは恐らく健常発達児であるように思います。
息子の診断がついたのは1歳10ヶ月ごろだったと思います。早いですよね。妻は乳幼児と接した経験が豊富で、かなり早い段階から、目が合わない、あまり笑わない、発達障害かもしれないと言っていました。
妻がかなり早い時期から発達障害を疑い、それを私にも伝えていたので、私は自分の息子に障害があるということを比較的すんなりと飲み込め、息子の早期診断、早期療育という道へ進むことができました。
まだABAに基づく療育を始めて10ヶ月程度ですが、息子はかなりの伸びを見せてくれています。
ABAの成功体験談には、「もともとの能力が高かっただけでしょ」という批判が必ずありますが、現在早期療育に取り組んでいる私の肌感覚からしても、発表されている論文からしても(ABAの論文自体は読んだことがないですが、様々な本に引用や参考文献として参照されている)、やはりABAには効果があると思います。もちろん息子はABAのセラピーを行わなくともある程度は発達するでしょう。カナー型の自閉症ではありませんので、何もせずとも自発語もある程度期待できたかもしれません。しかし、ABAのセラピーを実施することで、より高いレベルに行けると感じています。
ABAをすれば自閉症の子が皆健常児と同じようになるなんてことはありません。しかし、障害の程度に関わらず、やらないよりもやった方が確実にその子の発達を促し、将来の可能性を広げてくれるものだと感じています。
現在、我が家では日々の療育はだいたい30-50分くらいでしょうか。少ないですね…でも下の子もいるのでこれが限界です。一番大事なのは続けることだと思っているので、我が家のペースで頑張ります。
週のうち5日は家庭で療育し、1日はエージェントに通っています。もう1日はお休みです。
妊娠~出産、下の子の妊娠出産などでもいろんなことがありましたが、それはまた次回に続くということで、現在に至るまでを少しずつ綴ってゆこうと思います。
現在お子さんの発達に悩まれている親御さんがいらっしゃいましたら、とにかく情報収集しましょう。今はインターネットもありますし、amazonでどんな本でもすぐに届きます。私はABAを選択しましたし、ABAをおすすめしますが、あなたの結論はそうではないかもしれない。でも、医者だろうと、臨床心理士だろうと、自閉症の最新知見に通じている人は非常に少ないです。誰かの話を鵜呑みにしてはいけません。もちろん私の話も鵜呑みにしないでください。ご自分でしっかり調べてください。小児神経科専門医の名簿に載っている病院でも自閉症に通じているとは限りません。自分なりに自閉症の勉強をしましょう!今すぐに始めましょう。子供の過ぎた時間は返ってきません。amazonでレビューがついている本を5~6冊買いましょう。関連するブログやHPを片っ端から読みましょう。その上で、とにかく一刻も早く何かしてあげましょう。何もしなかった後悔はきっと後で大変大きなものになると思います。健常児に療育したって構わないのです。杞憂だったと後で笑えばいいではないですか。でも、何もしなかった時間は返ってきません。
1歳半健診や病院ではよく「様子を見ましょう」といわれます。様子見ということは何もしないということです。子供を守れるのは親しかいません。
一人でも多くの子供にABA早期療育への道が開かれることを祈っています。私はそれが現在選択できる最良の方法だと考えています。
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