ホームグラウンドにしてベストポイントの安和川流れ込み突堤に向かう時、国道56号線の焼坂トンネルなどの二つのトンネルを通った後、うねる道から、遥か遠くに望める釣り座に先客の釣り師の姿があるかどうかが確認できます。

 


 先陣を切られている場合がほとんどなので、今朝も半分諦めモードで愛車を走らせると、ラッキー。人影はありません。現場に到着すると、さらに運の良いことに波気があり海には濁りが入っています。これは好条件。先ごろは澄み切った状態でも好漁だったので、こりゃあもろうたも同然と気が逸(はや)ります。

 


 ささっとヌカスナオキアミボイル入りマキエサを作り、釣り開始。早速ウキが沈み上がってきたのは、ニシキベラちゃん。エサ取りの代表格です。

 


 お魚さんたちの活性は高く、ウキは毎回沈みますが、黒鯛(チヌ)鈎2号も口に入らない小魚のようでボイルをかすめとられてばかり。やっと鈎に乗った大物が走るので、その重量感に負けじと腰だめで対抗のビッグファイト。

 しかし、釣果はお腹がでっぷりと出たお相撲さんのようなヒガンフグ君。30㌢オーバーの良型です。関東では乗合船でショウサイフグやヒガンフグを専門のターゲットとしてカットウ釣りで狙い、ヒガンフグの尺越えは釣り師の憧れだとか。関東のフグ釣り師さんたちを羨ましがらせようという魂胆で、デジカメで撮影しました。

 


 手のひらをちょっと超えるぐらいのヒョウダイ(ヘダイ)が釣れて、やっとお土産確保。さあ、そろそろ黒鯛(チヌ)やグレ(メジナ)の登場かと期待しますが、今日はお彼岸でもないのにヒガンの日。小ぶりのヒガンフグが連続して竿を曲げ、がっくりです。

 

 


 北風が吹く日もあり、山奥では紅葉が楽しめる季節にはなりましたが、海の中はまだ真夏の様相で、グレの気配はまったくありません。代わりに、南方系のフエダイの幼魚が釣れました。釣れてすぐには体の後部の白斑が鮮やかです。先日、須崎港の湾奥で釣ったクロホシフエダイはフエダイとそっくりですが、黒斑がくっきりで紋付きと呼ばれています。白黒の紋様が対照的で、どちらも大好きです。

 

 


 200種釣魚コレクションの新加入メンバーを大募集中ですが、塾生募集と同様、なかなか思い通りには集まってもらえません。今日も、色々と釣れはするのですが、新人は無し。フエダイの後は、グングウ(ゴンズイ)に続いて、コバンアジが釣れましたが、すでにメンバー入りしているので、撮影の後にリリースです。

 

 


 結局、黒鯛(チヌ)とグレにはチンチンコッパにすら会えませんでした。

 安和突堤では、釣り以外にもバードウォッチングと汽車ウォッチングが楽しめます。居付いているアオサギ君に加えて、今日は向かいの突堤には、小魚を獲ってきて鋭い嘴(くちばし)で啄(ついば)んでいる鳶(とんび)の姿も観察できました。

 


 近くを飛んでいる鳶も撮影しようとしている時に、ぼっちりのタイミングでJR土讃線の特急列車のアンパンマン号が安和駅を通過したので、ばっちりと撮影できたのが、今日の嬉しいおまけでした。ラッキー!