(記事の引用はITMedia+DMobile)


以下記事内容です。


ベンダー別では、Nokiaが引き続き首位。LG ElectronicsがSony Ericssonを抜き、4位に返り咲いた。


 調査会社の米IDCは4月24日、世界携帯電話出荷台数についての調査結果を発表した。第1四半期(1~3月期)の出荷台数は2億9160万台で、ホリデーシーズンを含む前期は11.6%下回ったものの、前年同期からは14.3%増加した。

 今後数カ月の見通しについてIDCは、食品や燃料価格の上昇による可処分所得の減少、世界金融市場への懸念、経済成長の鈍化などが世界の携帯市場に圧力をかけるとみる。一方、新興国市場での低コスト携帯への需要が出荷の伸びをけん引するとし、「競争力のある価格設定と、革新的なサービスプラン」が市場全体を支えると予測する。平均販売価格(ASP)は、低コスト分野への需要増により低下するが、成熟市場を中心とした統合携帯端末やスマートフォンの伸びにより、ある程度は相殺されるとみている。

 ベンダー別のランキングは、Nokiaがシェア39.6%を獲得して首位を維持。出荷台数は1億1550万台で2~4位企業の出荷台数合計を上回る。2位はSamsungでシェア15.9%、3位はMotorolaでシェア9.4%。出荷台数が前年同期比40%減だったMotorolaに対し、Samsungは33%増で、2位の座をより確実なものとした。4位はLG Electronics。DivX携帯のViewtyやiPhone対抗機種のVoyagerとVenusなどの各機種が好調で、Sony Ericssonを抜き、2006年初頭以来の4位への返り咲きを果たした・・・


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