(記事の引用はITMedia+DMobile)
以下記事内容です。
カカクコムがケータイの利用料金に関する意識調査の結果を発表。ケータイキャリア各社が携帯の利用料金を下げる傾向にあるものの、ユーザーの約7割は、まだ「高い」と感じているようだ。
カカクコムは4月24日、同社が運営する購買支援サイト“価格.com”が実施した第17回調査「携帯電話最新調査!―あなたの携帯料金は安い?高い?―」の結果を発表した。調査期間は4月8日から同14日まで実施したもので、回答者数は3917人。
キャリア別に現在契約しているプランを聞いたところ、NTTドコモでは905iシリーズから選べるようになった新プラン「バリューコース」が31.6%と、すでに3分の1ほどのユーザーを獲得していることが分かった。従来通りの「ベーシックプラン」利用者は40.2%、その他の料金利用者は35.8%だった。
auはプランが複雑なためか「その他」と回答したユーザーが52.4%で最多。ソフトバンクモバイルでは、ソフトバンク端末同士の通話やメールが基本無料となる「ホワイトプラン」が72.4%を占めている。
ウィルコムは、月額2900円でウィルコム端末同士の通話が無料となる「ウィルコム定額プラン」が70.9%。無料通話料込みの「スーパーパック」は8.7%となり、ほとんどのユーザーが定額プランを選択していることが分かった。
また、最近の携帯電話各社のCMやパンフレット、販売店の広告に書かれている携帯料金についての感想を聞いたところ、53.7%が「高いと思う」と回答。「安いと思う」という回答は21.0%、「分からない」は25.3%だった。
現在の電話料金については、全体的に「高い」と感じているユーザーが6割から7割となっており、ほとんどのユーザーが電話料金を高いと感じていることが分かった。キャリア別では、NTTドコモは73.6%、auは75.8%のユーザーが「高いと思う」と回答しているのに対し、ソフトバンクモバイルは58.5%、ウィルコムは55.3%にとどまっている。
プランに関しては、ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」の満足度が高く、料金が「高い」と感じているユーザーは56.5%に留まった。最も「高い」と考えられているのが、auの「新料金プラン」で、78.8%が「高いと思う」と回答。料金体系が複雑で、自分に最適なプランが分かりにくいことが、影響しているものと分析されている・・・