キャリア主導によるSNS戦略!

3キャリアのなかで、先陣を切ったのは、KDDIか!

業界第2位のSNS、グリーと提携することで「EZ GREE」を2007年11月16日からサービスインしました。


auの「EZwebmulti」、「EZ WIN」コースを契約するユーザーは無料でグリーのサービス提供を受けることができるとのこと。


 次に、業界最大手のドコモは2007年11月14日にショッピングサイトの代名詞的存在である楽天と提携し、SNS連動のオークションという新たな形での事業戦略を発表しております。


 最後に、「予想外」の旗印の下、果敢な低価格戦略を続けるソフトバンクは、世界最大のSNS、マイスペースと提携し、マイスペースジャパンを設立しました。モバイル展開はまだ不明ではありますが、マイスペースドットコムは、すでに世界中に1億2500万人にのぼる総登録者数があり、ビッグブランドを引っさげて大々的な業界参入が考えられます。


 以上が、各キャリア主導によるSNS展開の簡単な概要であります。


果たしてこれらのサービスは一人勝ちを続けるmixiモバイルの牙城を崩すことができるのであろうか?

「ケータイでSNS」は新常識になるのであろうか?


 では、ここでケータイとSNSの相性について考えてみましょう。


SNSは「知り合い系サイト」と呼ばれ、元々知っている友人・知人から輪を広げていく仕組みなので、それまでの「出会い系」のように抵抗を覚えずに登録するユーザーが多く、その後友達から友達へと増殖するように登録者が増えていく、といった特性があります。

 そのためSNSが注目され始めた頃、SNS依存症という言葉まで誕生し、寝ても醒めてもSNSをチェックしないと気が済まない人々が出現するという一種の社会現象・・・


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