エホバの証人時代は、

講演準備が、苦しくて苦しくて仕方ありませんでした。何週間も前からずっと準備して、なかなかうまく組み立てられず、良い例えも経験も見つからず、講演が近づいてくると、のたうち回るぐらい大変でした。

ですがですが、

そんな苦しみを乗り越えて、ついに話が出来上がると、なんとも言えない満足感と気持ちよさが味わえました。たとえ、それが講演日当日であったとしても。

まるで長い長いトンネルをやっと抜け出したかのような解放感や達成感も味わってましたね。



その時の気持ちたるや、なんとも表現しにくいのですが、例えるなら自分が長く閉じ込められていた暗い穴から、明るい青空に向かって、一気に解き放たれるかのようなイメージでしょうかね。

晴れた日が爽快なように、暗闇のような悩みだらけの長い時間から解放される時もまた清々しいです。

実は今の仕事でも、そんな苦しみや爽快感を味わっています。

果たして、私という人間は、こういうことばかり、繰り返し繰り返し、経験する人生なのでしょうか。

ま、おかげでかなりタフネスにはなりましたけどね。あと、良いのか悪いのか、こういう種類の刺激がないと、なんだか物足りなく感じてしまうような人間になってしまいましたとさ。