こんにちは！
大蔵ケイです。
「子どもには、失敗する権利がある。」
という言葉を聞いたのは、
長女が2歳くらいの頃かな。
日本メンタルヘルス協会という心理学のスクールに
わたしは、通っていて、その代表の衛藤先生から
教えてもらった言葉です。
「子どもには、失敗する権利がある。」
わたしは、この言葉を聞いたときに、
すごく腑に落ちたんです。
わたしが幼少の頃、幼稚園にも
小学校にもなじめなかったワケが。
わたしは、母から
失敗しないように、先回りをされ、
困らないようにと事細かく注意を受け、
何をするのも全て母がやっていた。
自分で何かを考えて、やったことなんて
ないんじゃないの？ってくらい、
小学校の用意から何まで
母がやっていたという記憶があります。
「いつも笑っていないと、友達ができないよ」
「丁寧に話をしないと、嫌われるよ」
「先生のいうことを聞かないと、怒られるよ」
「〇〇しないと困るよ」
こんな言葉のフレーズを毎日、ずっとずっと
母から言われて育ちました。
そんなわたしは、失敗をすることを
経験せずに育ってきたんです。
だから、母と離れると、
何をしたらいいのかわからなかったんです。
これをしたら怒られるのかな。
これをしたら嫌われるのかな。
もし、失敗したらどうしたらいいのかな。
そう思うと、こわくて、
小さなわたしは、何を選んだかというと、
「何もしない」を選びました。
自分からは、話しかけない。
自分では、何もしない。
ただ、見ているだけ。
周りを見て、マネをしようとするだけ。
そして、わたしは、友達がいませんでしたし、
いつも、ひとりぼっちでした。
人とどう接していいのかが、わかりませんでした。
そんな経験があったからこそ
わたしは、こういう話をし続けているんだと思います。
昨日も紹介したYouTubeの動画ですが、
https://youtu.be/cJwl_yW2JIk?t=526
実は、この部分、話している時に
涙が込み上げかけてるんですよ。
目がキラキラになってると思うんですけど(笑)
ウルっときているんです。
ついついアツくなってしまって。。
小さな頃の失敗するのがこわくて
なにもやらないという選択をしていた
わたしですが、
そのまんま生きていけるワケもなく(笑)
失敗だらけの人生を歩んできまして
今があります^^
まぁまぁタフです。笑
反抗期の頃からでしょうか
わざわざ失敗をしにいくようなことを
し出すようになって、母は、心配だったでしょう。
それでも、人間ってやっぱり強くて、
自分を生きようとする力が備わっていると思うんですね。
だから、小さい頃は、親の影響は莫大だと思うんですが、
成長する中で、親に反抗してでも、
チャレンジして失敗を
経験しにいくことでどんどんと自分の活かし方を
知っていくことができると思っています。
だから、
子育て中のママが、今まで子どもを押し付けるような
子育てをしてきた・・・と思っても大丈夫。
あなたのお子さんは、自分を生きる力を持っていますよ。
大人になる過程で、必ず失敗を経験するから。
その時にね、人生の先輩として、
子どもが聞いてきたときに助言してあげられたらいいよね。
そうなったら、、、
わたしたち大人が、失敗からのリカバリーをどれだけ
経験してきたかが、大事になってきますよね^^
だから、思うんです。
わたしたちは、あえて失敗する必要はないけれど
失敗しないようになにもしない
という選択はせずに、
自分を活かして生きていくことを選んでいこうって。
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