なおたろの映画紹介ブログ

なおたろの映画紹介ブログ

このブログは「今日は何の日?」にかけて映画を紹介をするブログです。

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【なおたろ通信、今日は何の日?】
みなさんおはようございます。
今日6月15日は「暑中見舞いの日」だそうです。
1950年の今日初めて「暑中見舞用郵便葉書」が発売されたそうです。

まだ梅雨時期ですが、夏といきいて思いつく映画を紹介します。

「あの夏、いちばん静かな海。」北野武監督の1991年制作の映画です。
北野映画は好きな作品も、?な作品もありますが、この映画は僕の北野映画ベスト3に入ります。

聴覚障害を持つ男女2人を描いた恋愛映画です。
この映画では2人にセリフはありません。全編静かな雰囲気のまま淡々とした時間が流れます。でも昨日紹介したソラリスのような意味不明な部分や眠たくなる演出はありません。謎の電子音ではなく久石譲の優しくそして哀し気な音楽が流れます。この映画全編で流れるテーマ曲「silent love」は僕が好きな曲です。でもこの映画を思いだして哀しい気持ちになったりもします。

この映画はサーフィンが物語の題材になっているのですが、サーフィンしたことありますか?僕はありません!でもウィンドサーフィン(サーフボードにヨットの帆みたいなのがついてるやつです)をお試し体験でしたことがあります。でも全然立てなくて向いてないなと思いました。

サーフィンやマリンスポーツに興味がなくても、この映画はおすすめです。
海はいいですね、見てるだけでもいい。

【なおたろ通信、今日は何の日?】
みなさんこんにちは。
今日6月13日は「小さな親切運動スタートの日」だったそうです。元東大総長の茅誠司(かやせいじ)氏が卒業式で話した次の言葉がきっかけだそうです。
「“小さな親切”を勇気をもってやっていただきたい。そしてそれが、やがては日本の社会の隅々までを埋めつくすであろう“親切というなだれの芽”としていただきたい」

「大学で学んだ様々な知識や教養を、ただ頭の中に百科事典のように蓄えておくだけではいけない。その教養を生活の中に生かすには“小さな親切”を絶えず行っていくことが大切で“小でさな親切”はバラバラな知識を融合させる粘着剤の役目を果たす」という考えだそうです。

それは理想であって現実では難しい、人は損得勘定で動くものだといった思いはみな頭によぎるでしょうが、映画ではそんな世界が叶ったりします。

名作は紹介しないと以前書きましたが、今回はやや有名な映画です。
「ペイフォワード 可能の王国」です。
この流れだとちょっとありきたりな気もしますが汗。

2000年の映画で、主演は「シックスセンス」で一躍超有名になった子役ハーレイ・ジョエル・オスメントです。

ある日、オスメント君は先生に宿題を出されます。「この世の中を良くするためには何をしたらいい?」そこで彼がクラスで発表した答えは「人から受けた親切を、今度は自分が3人に送ればいい」そうすればまたその3人がそれぞれ次の3人にそれぞれ親切を送り‥。
クラスの皆は馬鹿にしますが、彼はひとり実行します。やがて彼の住む街が変化を見せ始め…。

心に余裕がないと人に親切にすることも難しいですよね。僕も弱っている時は自分のことしか見えなくなりがちです。

ただフィクションとはいえ、この映画を観た後は「よし自分も今日から小さな親切をしていくぞ!」と思います(笑)。ロッキーを見た後シャドーボクシングをついしてしまうように。対人関係ですさんだ心を少し癒してくれたり、この世界まだ捨てたもんじゃなくね?とかいう気持ちになれるかも…?おすすめしておきます。

【なおたろ通信、今日は何の日?】
みなさんおはようございます。
今日6月12日は「ロシアの日」だそうです。
1990年の今日ロシアがソビエト連邦からの独立を宣言したそうです。

ロシアといえばサッカーのW杯が14日にロシアで開幕します。ちなみに日本代表の第1戦は19日、対コロンビアです。僕はサッカーは詳しくないですがW杯はいつもTVで見て知ったかぶりで人と話すことにしています。

さて、ロシア映画といえば何が思い浮かびますか?僕はほとんど思い浮かびませんでした(笑)。そんな中でも繰り返し見ている映画があります。タルコフスキー監督の「惑星ソラリス」です。

皆さんは夢を見ますか?僕は悪夢をよく見ます(笑)まぁいい夢も見てるんでしょうが覚えていません。いつでも見たい夢をみられたらいいのになぁ…。と誰しも思った事があるでしょう。そして夢の中で好きな事ができたらと。片思いだった人と逢ってデートしたい。別れたあの人ともう一度…。

惑星ソラリスではそんな夢が叶います。でも果たしてそれは幸せなことなのでしょうか?。

「惑星ソラリス」は1972年の映画です。惑星ソラリスの調査に向かった一行からの通信が途絶えて数ヶ月。主人公クリスは原因究明のため一人ソラリスへ向かいます。そこで彼が見たものは。前発の調査隊員は、自ら命を絶ってしまった者、正気と思えぬ言動を繰り返す者、部屋から出てこようとしない者…。全く原因が分からない彼ですがその夜、枕元に自殺したはずの妻が当時の姿のまま現れて…。

やがてこれはソラリスが見せている夢であることが分かります。調査員としての使命を果たすべく地球にすぐ報告に向かうのか、幻と分かっていながら最愛の人との夢のような日々を送るのか…。前調査隊員と同様の苦しみを彼も味わいます。激しい葛藤の末ソラリスの破壊を試みるも衝撃のラストシーンが…。

退屈しそうに無い映画ですが、実際の所はタルコフスキーの映画は極めて芸術的?で全編とおして解説もセリフもほとんどありません、おまけに一定の電子音楽が鳴り続けます。
地上派でこの映画が放送された時の動画がyoutubeにあがってるのを見ましたが、なんと勝手に解説のナレーションが延々と付け足されていました(笑)。ちゃんと許可とってつけたんでしょうか…。

寝不足の時に見てはいけません。でも睡眠導入剤として使うには最適な映画かも知れません。あ、哲学的でとっても面白い映画ですよ!おすすめです。

では今日も一日頑張りましょう。