この国の朝は早い。
僕は午前五時に起きている。

なぜか?
理由は簡単だ。
どういうわけか、部屋の裏にニワトリ小屋があって、僕は無理矢理に起こされる。

なぜこんなところに…


この国のトイレには便座が無い。
冗談ではなく、ガチで無い。
100%無いのかというと、そうでは無いのだけど、まぁ、無いね。

正確にいうと、最初は合ったんだろうけど、今はもう無いという感じ。

有るべきはずのものが、失われてしまったのだ。

ハッキリ言おう。トイレが辛い。



この国には横断歩道が無い。
いや、あるのかもしれないが、僕はまだ見た事がない。

現地の人に聞いてみた。
どうやって道路を渡るのかを。

「簡単さ。手を上げれば、車がとまってくれるだろ?」
的な答えが返ってきた。

ずーん。

いや、明らかに止まってないだろ…

しゃらら。




この寮は無線LANが完備されているので、インターネットも不自由なくできる。
ということで、日経電子版も毎日普通に見れる。
まぁ、スピードが遅いのは仕方ないけど。

今日は有名なウォーターフロントホテルへ。
やっぱり新名所と言われるだけありますな。
カジノがスゴイ。

それにしても、この街は活気があるなぁ。
僕も頑張ろう。


今時計は、午前2時を過ぎた。
まさにフィッツジェラルドが「魂の暗闇」と読んだ時間。
まぁ、それが正確な訳かどうかは、分からないのだけど。

今夜も眠ることが出来ないので、トーマス・マンの「魔の山」を読んでいる。
なぜ、魔の山を読んでいるかというと。。。話せば長い。

簡単に言うと、英語しか話してないと、ある時突然日本語に触れたくなるんだよね。
というか、私の英語力では細かいニュアンスまで伝わらないから、すごいストレスが溜まるわけで。
それを見越して、「魔の山」と「グレート・ギャズビー」を持ってきたんだけど、まぁ、読むわ読むわ。

他の本も持ってくるんだったな。
ワンピースとか。





なんだかんだで、学校に到着。
外国で怒っても、それは通じないんだなぁと感じた時間でした。
まぁ、ここはフィリピン。
気長に行きましょう。

確かに一人ならピンチかもしれんが、どうやら同じ境遇の人が何人かいる。
まぁ、彼らは後で絡むはずなので、おいおい紹介しよう。

しかし、僕はここでもう一度トランジットしなくてはならない。
この東洋の真珠が終着駅ではないからだ。

僕はさらに南のセブ島へ。
ここで多くの人は思うかもしれない。
やれやれ。。。語学留学と抜かしつつ、実は観光かよ、と。
高木さんなら、やっぱザルだわwwwと罵倒しているだろう。

まぁ、そのような非難にもめげず、やってきたぜ。
セブ島に。

それにしても。。。
そろそろ来ても良いはず。お迎えが。

僕は26歳で、そのときボーイング777のシートに座っていた。
その飛行船は分厚い雲を潜り抜けて、今まさにフィリピンの空港に向けて降下するところだった。

かつては「東洋の真珠」と言われるほど、美しい街並みだったらしいが、今はそう呼ぶべきかは分からない。やっぱ、ザルだわ、と僕は思った。

やがて、飛行機は無事に着陸し、穏やかなBGMが流れ出した。
。。。THE BORDER」だ。
その音色は、いつもながら僕を激しく混乱させた。
まぁ、国境を越えた自分にはピッタリなのだけど。

それにしても。。。熱い。
ここフィリピンは、今乾季を迎えているらしい。

寒い暗い夜はヤダ。。。

今夜は雪という予報で、すでに数センチ積もっている模様。
まぁ、明日の朝が不安。
会社に行けますかね、明日。
ガチで。

それはそうと、いよいよ今週末に迫った私の語学留学。
まぁ、留学といっても、すぐに帰ってくるんですけど。スーパー短期です。

ということで、昨日から準備を進めているんだけど、アチラの季節が夏、というか常夏なので夏服を出すのがメンドイ。
しかし、遠足の前みたいな感じで、楽しいワイ。

ついつい、一人で盛り上がってしまう。
今回は初の一人海外ということで、少し緊張もしてるしね。

まぁ、楽しんできます。

タバコの灯りは眠れぬ心を照らす。