はじめに
ここ数週間は、個別株の売買をあえて控え、
「保険の見直し」と「投資信託の買い増し」に集中していました。
相場が荒れているときほど、無理にガチャガチャせず、
足元の固定費や長期資産を整えるのも大事な投資だと考えています。
今回はその中でも、保険の見直しについて書いてみます。
保険の見直し
① 米国ドル建て積立保険
約8年前から積み立ててきた米国ドル建ての積立保険。
当時は 1ドル=119円前後 でしたが、現在は 1ドル=155円前後 と円安が進行。
10年未満にもかかわらず、為替効果もあり含み益が出ていました。
少しスイング感覚で為替(日足)をチェックしつつ、
154円台〜156円後半まで粘り、陽線が続いた後に陰線が出たタイミングで利確。
当初は米国金利3%前提でしたが、現在は5%強。
しかも利下げ局面を迎えつつある中で、
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死亡保障を確保しながら
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国債に近いイメージで
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今の高金利を固定できる
という点を評価し、老後の取り崩し用資産として位置づけました。
本来は60歳まで積み立てる予定でしたが、
ここで一度整理することで 大幅なコストダウン に成功。
その分を、次の保険見直しに回すことにしました。
② 米国ドル建て外貨年金保険
続いて、米国ドル建ての外貨年金保険を 売却して利確。
①でコストを下げた分、こちらの積立額はやや増えますが、
保険全体としてはトータルでコストダウン できています。
今回も米国ドル建てで積み立て、
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死亡保障を確保しつつ
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米国債の高金利状態からスタート
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60歳まで積み立て
というシンプルな設計にしました。
為替リスクはありますが、長期・分散の一部として割り切っています。
③ 医療保険の見直し
医療保険のうち1つは、満期返戻金付きのタイプでした。
ただし、
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返戻金がある分、保険料が高い
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終身ではない
という点が気になり、見直しを実施。
同等の保障内容を維持しつつ、
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保険料を下げ
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払込免除特約も追加
それでも、しっかりコストダウンできました。
浮いた分の資金は、
👉 ゴールドを毎月積み増しすることに。
保険から「守りの資産」へ、自然に振り替えたイメージです。
まとめ
今回の保険見直しで意識したのは、
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「保障は必要十分に」
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「固定費はできるだけ軽く」
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「浮いた分は資産形成へ回す」
というシンプルな考え方です。
相場に振り回されるより、
コントロールできる部分を整えることも立派な投資だと思います。
また、金融資産のうち、リスク資産を株に全振りするよりも、
保険を掛けて家族を守りながら国債で長期運用する戦略も大事だと思います。


