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九州大学箱崎キャンパスにある一室が珪藻土によって
生まれ変わりました。『 珪藻庵 』と名付けられた
その空間は、超微小な多孔性をもつ珪藻土の作用により、
「気」が循環する場となったのです。1200万年間の
植物プランクトンの堆積から生まれた珪藻土に囲われた場を
共有するなかで、われわれ自身の身体的な感覚の変容が
実感できるかもしれません。
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珪藻庵オープニングイベント

7/2珪藻庵オープニングイベントが開催されました。

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「珪藻土からの想像力」と題されたトークイベントには、学生を含め、建築、美術関係者など多様なお客様にお越しいただき、同時に展示された「珪藻土の声」にも耳を傾けていただきました。

「心地よくて、ついついそこにとどまってしまう。」「箱崎の夜景が違って見える。」
など、珪藻土に包まれた空間の中での、珪藻土についての語りあいは、
実感をともなって響いてきたように感じました。

珪藻庵壁塗り完了

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6月10日から13日の間、壁ぬり作業でした。

能登半島から産出するつち。珪藻土がもつ多孔質構造は、空気を蓄え、吐き出す。

壁自体が、空気の流動をうむ。

珪藻土を塗り込めた部屋でのミーティングをしていると、

とても落ち着き、会話が和らいでくるような印象をうけた。

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この部屋がどのような人やモノを呼び込むのか楽しみです。

下の写真は、800℃ぐらいで焼成した珪藻土の塊を水に沈めた時の泡の様子です。

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「珪藻庵プロジェクト」はじまりました

 九州大学の箱崎キャンパスにある一室の壁面と天井を珪藻土で塗り、土に包まれた場をつくるプロジェトです。珪藻土に触れ、塗る行為の中から身体行為の軌跡とともに参加者の記憶が壁に刻まれていきます。$         keisoan