中学2年の時は本当に楽しかった。

私が進級した頃の学級は9クラスあり私のクラスは頗る違っていました。

この年代ではとっても限られた生徒で全く違っていました。

それは学年でもトップクラスに入る生徒が多くいたクラスで私は編入される事になりました。 

学年トップ10に数人いました。

もちろんトップもいした。

その時私が感じた彼らの私に与える刺激は今の子供たちには考えられないと思いますが、頗る自然の子たちでした。

普通に自分を誇示する事もなく仲間を思いやり、先生から与えられる課題に対しても仲間の皆でこなしていきました。

「出来る子は違う」

私は漠然とこのように感じていました。

私は兎に角この仲間についていこうともがいていましたが、所詮この行為は無駄でした。

彼らは次元が違っていました。

自然体が違っていました。

学問に対しては、完璧にこなしとっても追いつくような存在ではありませんでした。

全く話は違いますが、私は初めてこの時に時めくような女子を思う事がありました。

これまで私はとっても奥手で、女子と口を利くようなことは事務的な事だけでした。

女子を思うとは、何かって全く分からず、下半身が疼くのをこの時初めてでした。

彼女は兎に角頭脳明晰で、スポーツも優れていました。

私にはないすべてを持っていました。

そして美人でした。

私には到底相手にしてくれない、そう思いました。

淡い淡い中学の思春期の記憶を思い出しました。