子どもは親に言われたようにはならない⁉️
こんにちは
恵清学院講師の石黒です。
東海から関東は大雨のようで、どうぞ大きな災害がありませんように。
せめて青空を、とチョイスした写真です。
勉強しろといくら言ってもなかなかやらない
本を読めと言っても読まない
よく聞くワードです。
私を含めて、親業をしている人であれば、
どうしてこんなに言ってるのに全然やらないじゃん💢
経験しているのではないかと思います。
でも、多分これって無駄な気が近頃しております。
勉強する子は親からしろ、と言われなくてもしていたり、本を読む子も、読め読め言われなくても読んでいることが、多いと思っています。
つまり、親に言われたから、
という理由で何かをする子は少ないのではないかと。
じゃあ、自分から勉強するようにするには、どうしたら良いのか⁉️言わなきゃ、どんどんしなくなるんじゃないか⁉️
当然のご意見です。
そうなんですが、やいのやいの言うのは、経験上あまり効果がない、効果があってもそれは一時的なものであると私は感じています。
とりあえずうるさいからやるか、
というモチベーションでは長続きせず、もしくは効率も上がらないと思うのです。
まずはうるさく言わないようにする。
これは忍耐です。
(私は常々子育ては忍耐である、と思っております。)
耐える耐える。
それから、なんとかして褒められそうな点を探して、褒める。
つまらないことでもいいので、気がついたら即褒める。
万が一、自分から宿題や勉強をしようものなら、気持ち悪いくらいに褒める笑
それでもまだなかなか自分からはやり出さないかもしれないけど、そこも忍耐です。
言えば言うほど逆効果。
実は子ども自身、勉強ができるようになりたいと思っていたりするものなんですね。
そして親がそれを望んでいることもわかっていたりする。
そこで、追い討ちをかけられると
小さい時はまだしもだんだん
「わかってるよ!うるさいな!」
となってしまう。
もしくは大人しく親の言うことを聞いて勉強続けてきたのに、大学受験など肝心なところにきて、
プツッとやる気が全くなくなってしまうというお子さんも見てきました。
それより長続きするやる気を育てることが肝心ではないかと思うのです。
褒められることで、自分に自信が持てる
自分ならできるんじゃないかと思う
じゃあやってみるか
このような自発的なやる気を引き出すためには、とにかくしつこいようですが、
うるさくやれやれ言わないこと。
親がゴロゴロしたり、スマホをずーっと見ていたりしているのに、
勉強しろ!
そりゃーないでしょーよ、となるのは人情です笑
親が仕事や家事、自分を高めるような趣味などに没頭している姿をいつも見ていたら、自然に子どもは努力することなどを覚えていくのではないかと。
ちょっと話は違うのですが、家にいる時は全く家事をしなかった息子が結婚したら、かなり家事を頑張ってやっているようなのです。
かなり驚きでした
息子いわく
「いつもオヤジがいろいろやってるのを見てたからね」
子は親の背中を見て育つ
今すぐ、効果が出ることではないかもしれませんが、親が頑張っていたら、きっと子どもはそれを見ていて、同じように頑張れるようになるのかなと。
なので、口で言う必要はないんですね、多分。
ただ、目の前で宿題もせず、のんびりしている子どもに何も言わないでいるのは、正直、
めっちゃくちゃ辛い
その気持ちもよくわかるのですが、あえて言います。
ほっといて大丈夫👌
子どもは皆さんの頑張っている姿をよく見ているはずですから