警察による人権侵害をなくす会 活動報告②

 

 

 

次に案内された横浜地検にある刑事部

のある階までエレベーターで上がり

簡素な待合室の様な場所で待つ事

になりました。

 

 

室内には40代位の女性が一人

パイプ椅子に座っているだけでした。

 

その女性が持っていた書類を

奥の部屋から出てきた男に渡し出ていくと

室内には私達、会の人間だけとなりました。

 

 

暫く待たされていると

奥の部屋から3人の男が出てきました

 

中肉中背の男と体を鍛えている事が

一目で分かる男 その中で一番年配で

立場が上であると思われる男

 

ガタイの良い筋肉質の

男以外は市役所の役人

サラリーマンと変わらない風貌

 

私達は奥の部屋に通されるとばかり

思っていましたが待合室で

の対応となりました。

 

陳情者の門田さんが先程と同様の説明を

して証拠書類や告訴状など

を渡している間 

 

刑事部の3人もこちらを睥睨したり

ニヤニヤしはじめました。

 

そして警察の暴行事件に対する

捜査を渋っている

ようでした。

 

少なくとも積極的な対応では

ありませんでした。

 

それに対して会員から

検察庁刑事に痛烈な皮肉とも

思える質問が投げかけられました。

 

「もし警察から犯罪の被害を受けたら

私達、国民は何処に相談したらいいんですか?」

 

「これってとっても怖い事ですよね?

門田さんの様に警察から暴行を受けたら

捜査されず誰も罪を問われないですか?」

 

「逆にお聞きしたいんですが

こういう場合どうしたらいんですか?

誰を頼ればいいんですか?」

 

 

その質問に三人の表情が固くなる

のが見てとれました。

 

 

そして最終的には改めて捜査をするか

どうか検討してみるという発言

証拠や告訴状を受け取らせる事に

なりました。

 

 

総論

 

前回、門田さんが検察庁に被害の

訴えに来られた時は今回あった担当者に

とても失礼な対応されてまともに

取り合ってもらえなかったという話を

聞いていましたので会の活動としては

未熟で至らぬ点もあったと思いますが

一応の成果を得られたと考えています。

 

またこういうお役所でマニュアル化

されているのではと思われる陳情者を

わざと無礼な態度で煽り感情的に

してまともに取り合わない手口

 

最悪の場合、守衛や警察官に

追いださせる事を目的にしている

と考えらます。

 

こういう場合にも感情的に

なりがちな陳情者に対して

付き添う会員は俯瞰的に当事者同士の

話し合いを理解して冷静な対応

がする事が出来るのも同行支援

利点の一つです。

 

何よりも自分の被害を理解してくれる

第三者がいるというのは

とても勇気づけられ精神的な余裕をもって

抱えている問題に対処できるはずです。

 

警察からの人権侵害、嫌がらせ

ひとりで悩まないでください

 

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