長女、末っ子ちゃんと。

どうしてこんなに剣道が大好きなんだろう!ってリビングで話していたら。

通りすがりの次男。

「俺は今迄も！今も！

剣道が嫌だと思って毎日稽古している！」

と叫んで通り過ぎた。

私、

「へ〜」

っと返したが。

昨年迄は

「俺には剣道しかない」と言っていた筈なのに。

どうしてそんな風に思ってしまったのか。

凄く辛くなりました。

あれが本心だとしたら。

私はこの先、剣道について

どうやって次男に話しかければ良いのか。

悩んでいたところ。

昨日。

部活から帰宅した次男。

頭はシャワー浴びてきたんか？と思ってしまう位の汗。

汗でずっしり重たくなった道着と袴。

少しずつ学校にも行ける様になって。

(イコール部活も行ける)

汗で重たくなった道着を持って感じる、次男の頑張り。

次男、

「今日は稽古してない。試合だけ。」

の言葉に驚き。

私、

「何で？」

次男、

「県大会のメンバー決める総当たりの試合が始まったんだけど。」

私、

「へ〜。試合だったの。」

次男、

「まぁ、今日は3試合してね。

一応、全部勝ったんだけどね。」

私、

「そうなんだね。頑張ったね。」

いやいや、違う！

誰に勝ったのか聞きたかった！

前回のスタメンに勝ったのか！

どうだったの！

でも聞けなかった。

昨年迄は。

県大会予選(市内の試合)の出場メンバーが自動的に県大会の出場メンバーだったのだけれど。

今回初めて県大会の出場メンバーを決める総当たりの試合。

ふと頭をよぎった。

今年に入って、不登校になった次男。

不真面目な次男。

私は、県大会予選の団体メンバーには入れてもらえないと思って。

その通りになった県大会予選。

スタメンから初めて外された次男。

仲間が決勝で試合をしている中、

係員をしていた次男。

仲間を見つめる先は。

次男にどう映っているのだろうか。

親としてその姿を見ることが辛かったし、

優勝した仲間たちを素直に祝福出来なかった私。

そろそろ県大会のメンバーが発表される頃。

私はきっと次男は県大会の補欠すら選ばないと思っていた。

そんな時に、県大会のメンバー決める総当たりの試合が始まったと次男から聞いて。

真っ白な状態からの選考。

色々考えてしまった。

どうして今年は県大会のメンバー決める総当たりの試合があるのか。

今日も総当たりの試合があった筈。

次男は、いつもの様に汗で重たくなった道着と袴を洗濯カゴに出した。

次男が帰るなり、

「ちゃちゃ〜！ぺこちゃ〜ん！」

と言いながら、ワンコを撫で撫で。

私？

次男に試合があったのかさえ、聞けませんでした。

今日、もし試合に負けていたら。

どうやって声をかければ良いのか。

怖かった。

もし負けたって言われたら？

私が立ち直れない。

ちゃちゃとぺこ。

ちゃちゃは頭が良くて、

実はちゃちゃはぬいぐるみで中には人間が入ってる？と思うくらい。

ぺこちゃんは、天然炸裂で。

空気が読めなくて？なのか。

いつもちゃちゃに叱られてばっかり。

ちゃちゃに叱られても、ひょうきんでのんきなぺこちゃん。

可愛いぞ！

県大会出場をかけた試合の行方