こんにちは、孝です。




パニック障害はなった人(なっている人)しか分からない本当につらい病ですよね。


私も自分がそうなるとは思っていなかったので、いざなってしまい最初は『まさか自分が』っていう感じでしたが、症状がひどくなるたびにそれを事実として受け入れざるを得ない状況に追い込まれていきました。




私の場合は突然目の前が真っ白になって冷や汗が出てきたリ、気分が悪くなったり、その状況でずっと耐えることが困難になったりと普通の人では考えられないようなことが実際に起きていました。



でも、これがパニック障害でいつその症状が起きるのかも分からないという厄介なものなのです。



そのために常に不安な気持ちになり、また起きるのではという気持ちがどんどん高まっていき、何をしてもどこに行こうとしても常にまずは不安から始まります。



そのため、その行動が起こしにくくなり更にはそうなってしまうことが怖くなり何かをしたり行動を起こそうとする前にまず不安になってしまいます。



その気持ちが恐らく今だから言えるのですが、更に自分の気持ちに追い打ちをかけ恐怖心をあおり、常に不安症状を起こしていたのだと思います。




そうなってしまえばまさに負のスパイラルですよね!




常に不安な気持ちを持っている自分は電車に乗ろうとしても、人ごみの中行こうとしても、閉鎖的な空間に入ろうとしても常に不安な気持ちが先行し、そう思えば思うほどますます気分が悪くなっていくのです。



そこで自分は行動しない方がいいと、自分で自分に殻を作ってしまい外に出ることもしなくなっていくのです。



下記はある本で読んだパニックの症状です。


1.突然、心臓がドキドキしてきて死ぬのではないかとパニックになる。


 2.めまいや息苦しさが起こりパニックになる。


 3.ご飯を食べる時、息が止まってしまうのではないかと不安になる。


 4.電車や飛行機など乗物に乗るのが不安である。


 5.不安で外出できない。


 6.一人で留守番すると不安になってしまう。


 7.吐き気がし、イライラして落ち着かない。


 8.心臓が痛くなり心配になる。


 9.震えるのが不安である。


 10.電車や自動車に乗るのがトイレや動悸が不安で恐い。


 11.車に乗っていて突然パニック状態になる。


 12.病院で過換気症候群と言われた。


 13.人の多いところで動悸、息苦しさ、めまいが起こる。


 14.常に吐き気があり辛い。





自分でもこれを見た時はほとんど当てはまると思っていました。



ただ、パニックの症状は上記だけではなくやはり人によって様々な症状があり、それはその人にしか分からないような症状もあると思います。





でも、この症状は健常な人には絶対に分からないまた、そんなことくらいでと思われることも数多くあると思います。



ここが、他人からはパニック症状はなかなか理解されにくいところなんです




今だから私も言えますが、パニックを克服するには他人の力は必要ない、逆に自分の強い意志がとても重要だったと思っています。



実際に今なっている方には理解しづらいと思いますが、まさにそうなのです。




パニック障害の原因はセントロニンと呼ばれるホルモンの影響だともいわれています。



ストレス解消ホルモンなどとも言われており、分泌量が少ないとパニック症状が出やすいそうです。





但し、絶対に誤解してはいけないのは、パニック障害は「気持ちが弱いから」「気持ちに甘えが多いから」生じるものではありません



このような誤解はいまだ根強いのですが、パニック障害は脳や神経に異常が生じている「疾患」と考えることが出来ます。



気合や根性といった不明瞭な方法でパニック障害を克服させようとするのは大きな間違いで、疾患である以上、適切な「治療」を行う必要があり、この適切な治療によって多くの方の症状を改善させることが出来ると思います。




私も薬漬けになるのは良くないと思いますが、症状が重い時は一時的には薬に頼って症状を緩和していくことも重要だと思います。




そうしていくうちに、薬の量を減らしていけるような方法を探っていけばよいと思います。



実際に私自身もそうでしたから、それは十分根拠として成り立つのではと思っています。