去年、こんな記事を書いていたようです……。

慶應通信入学記念?2017年の10冊を考える!

https://ameblo.jp/keionikki/entry-12228735729.html

今年も書いてみますが、順位をつけるのがおこがましいので、順不同で行きます。

2017年を読んだ本とともに振り返ってみます。

・「刑法総論

→ご存知?、大家かつ現・最高裁判事の総論の教科書です。
一生懸命実務(判例)に理解を示そうとしている姿勢がうかがえます、って冗談はさておき、青本の流れで読み出し、この本をメインにしました。
勿論、(理由は省略しますが)慶應で学ぶならば素直に指定の教科書でいくべきだと思いますw

・「リークエ刑事訴訟法

→夏スクの間を使って読みました。あとレポートでも使いました。勢いのあまりレポートまで手を出したのですが、配本(4月)まで提出できないという罠。

・「政治思想史入門

→配本されてくる専用テキストと中身は同じだと思います。政治思想史を(15回?)4単位分の講義用に大胆にまとめた教科書です。一般向けにも販売されており、図書館にもあると思います。
西洋の政治思想に限定されておりますが、それでも範囲は膨大・広範であり、ワープをくり返しながら、重要な思想家については講義口調で丁寧にまとめているのが印象的です。

・「ヨーロッパ文化の原型―政治思想の視点より

→これも配本されてくる専用テキストと中身は同じだと思います。
レポートも教科書をまとめるような出題でしたし、試験も勿論教科書から殆ど出るので、これ一冊で一科目をカバーできると思います。
(実際は色々読んでしまいますが……参考

・「外交 (有斐閣Insight)

→西洋外交史の履修者必読の本だと思います。こちらをむしろ参考文献にすればいいの、って思うですが。
後に日本外交史をやる上でも、背景知識を増やすのに役立ちました。

・「行政判例ノート

→夏スクと、レポートでお世話になりました。やっぱり行政法は判例から入ると面白いですね。

・「日本の外交―明治維新から現代まで

→日本外交史1で参考文献に指定されており、古いこともありあんまり気が乗らずに手にしましたが……。
日本外交史だけではなく日本政治史のレポートでも役にたった一冊です。

・「政友会と民政党 - 戦前の二大政党制に何を学ぶか

→戦間期から第二次世界大戦にかけての二大政党の動きを追ったものです。
軍部ガーとか、軍靴の音ガーって、方々を見るにつけ、いやいやその前に政治家・政党がだめになったことが原因だろ、思っていましたが。
その政党の動きを分析したものです。

・「戦後日本外交史 (有斐閣アルマ)

→日本外交史2の指定教科書よりも長い時代をカバーしているので、こちらをレポートではメインにしました。
教科書と参考文献の乖離が大きかったような気がしましたので、その間を埋める本を色々探していましたが……。
(入手しやすい本の中では)結局これがよかった気がします。

・「民法案内

→1冊ではなく、(残念ながら未完の)シリーズになっています。存在は前から知っていましたし、岸信介とどっちが銀時計・首席だったのか、に関心があったため1巻は昔々だいぶ興味深く読んだ気がします。
が、2巻以降をよんだのは初めてですが、我妻民法の導入によいと思います。結局民法はいろいろ調べていると我妻まで先祖返りしてしまうのです。。

・「民事裁判入門

→夜間スク(と去年の夏スク)での指定教科書です。
レポートを通じて色々読みましたが、最初の一冊として読んでおくべきだったとちょっと後悔。むしろこちらも、テキスト科目の指定教科書にすればいいのに、って思います。

 

↓ 不人気ランキングなら独走する自信があるんだけどなぁ。。

 

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