(※特別編)閏年2月29日の初ブログ!~2016.2.29~ | Ameba鉄道ファンブロガーゆうちゃんの『鉄道日誌』

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神奈川県(小田急沿線)在住の鉄道オタクがお伝えするブログです。
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本日2016(平成28)年2月29日(月)は、4年に1度(オリンピックイヤー)しか訪れない「閏年」の日でございます。当ブログは2013(平成25)年に開設したため、当ブログにおいて「閏年」を迎えたのは 今回が初めてのことです。何より、私自身がAmebaにおいてブログを書き始めてから初めて閏年を迎えることが出来て、とても嬉しいです!

さて、そんな記念すべき本日に一体何を書くべきなのか、色々悩みました。 ですが、小田急ロマンスカー30000形「EXE」が今年でデビュー20周年記念であることを踏まえて、本形式がデビューした1996(平成8)年から今年2016(平成28)年までの20年間における小田急の出来事のうち 閏年の出来事のみをピックアップして ザッと年表をまとめながら私自身のコメントも添えたいと思います。


★1996(平成8)年  (アトランタ五輪開催)★


小田急ロマンスカー30000形「EXE」営業運行開始(3月23日)

コメント:小田急ロマンスカー30000形「EXE」は1996(平成8)年3月にデビューした車両であり、小田急ロマンスカー史上初の分割併合機能を兼ね備えた車両として現在も大いに活躍しております。注目すべきは、何と言っても「輸送力」かと思います。10両編成での運行時には584名もの乗客が着席出来、これはビジネス特急としても、また観光特急としても大変画期的なことだと言えるでしょう。そんな本形式も今年で20周年記念を迎え、小田急線沿線住民の一人としても とても嬉しいです。なお、そう遠くないうちに本形式のリニューアルに伴う甲種輸送(㈱日本車両への甲種輸送か)がされるのではないかと噂されており、今後の動向に期待したいところです。また、デビュー当時の座席の色は、1号車~6号車が緑色・7号車~10号車が青色にそれぞれ分かれていたのも懐かしいですね(※3次車は除く)。






★2000(平成12)年  (シドニー五輪開催)★


小田急ロマンスカー3100形「NSE」3161F「ゆめ70」がラストランを迎える(4月23日,ロマンスカーNSE現役引退)


コメント:本形式は1963(昭和38)年にデビューしたロマンスカー史上初の「展望席」付き車両であり、以後主力車両して活躍しました。その後も増投入が行われ、全盛期には7編成体制で活躍してきました。しかし、1996(平成8)年以降 30000形「EXE」の投入とともに廃車(置き換え)が開始され、1999(平成11)年7月をもってノーマルカラー(バーミリオンオレンジ+シルバーグレー+白帯)のNSE車が引退となりました。ところが、その後も奇跡的に営業運行が続いた編成があり、それが3161F「ゆめ70」でした。同編成は1997(平成9)年の「小田急電鉄開業70周年記念」の特別車両(ロビーカーも兼ね備えた、ジョイフルトレイン的な車両)であり、検査期限が2000(平成12)年4月までだったために同年まで営業運行出来たのです。随分前の出来事ではありますが、とても素敵な出来事だったように思えます。




★2004(平成16)年  (アテネ五輪開催)★


2600形2670F「旧塗装」が引退(「さよなら運行」および開成留置線にて「さよならフェスタ」開催(6月5日)



②4000形(初代)が引退(12月11日)



③世田谷代田(OH08)~喜多見(OH15)間 複々線化(12月11日)



④ダイヤ改正 【区間準急】新設など(12月11日)

コメント:この年の出来事の中で最も印象に残った出来事は、何といっても2600形2670Fのさよなら運行ですね。私は元々2600形が大好きな車両であり、ノーマルカラー(アイボリー塗装+ロイヤルブルー帯)の本形式が大のお気に入りでしたが、引退間際になって何と「南瓜色(※あくまで私自身の呼称)」の旧塗装に復元されました。これはとても嬉しく、ファンへの「サプライズ」でもあったと思います。2600形において最後まで残存し かつ旧塗装にまで復元された2670Fの引退は今でも残念な気持ちが少々ありますが、こうして引退する時まで感動と届けてくれたことに改めて心から感謝いたします。




★2008(平成20)年  (北京五輪開催)★



小田急ロマンスカー60000形「MSE」営業運行開始(3月15日)



②ダイヤ改正 「湯本急行」廃止など(3月15日)



8000形リニューアルに4両編成(8051F)が登場(6月)


④5200形(6両編成)の4両編成(5255F・5256F・5258F)が登場(中間車(デハ5200形・デハ5300形)の2両を抜き取って4連化) (1月)

コメント:この年のメインと言えば、やっぱりロマンスカーMSEのデビューかと思います。本形式は、ロマンスカー史上初どころか 国内初の「地下鉄線内における有料特急の営業運行」に対応した車両であり、デザインは50000形「VSE」をベースに、機能面は30000形「EXE」をベースに造られています。何より「地下鉄線内における有料特急の営業運行は、デビューした8年前はもとより 現在でも他線・他地域における実例が無いため、本形式が如何に優れた車両であるのか その価値は今でもトップクラスに位置すると思います。地下鉄といえば、それまでは通勤車両に乗ってロングシートに着席するか立つか その程度しかありませんでした。勿論、車内販売・自動販売機・トイレなどもありませんでした。その常識を覆したことは本当に凄いことだと思います。なお、デビューから8年が経過した今でも増投入が続いており、今後の活躍も大いに期待出来るでしょう!






★2012(平成24)年  (ロンドン五輪開催)★



5000形5063F10000形「HiSE」10001F20000形「RSE」20001F&20002Fが引退(3月16日)






2000形において、インペリアルブルー帯化が始まる(2月)


3000形3093F「Odakyu F-TrainⅡ」が期間限定で営業運行される(7月20日~翌2013(平成25)年3月22日)




④ダイヤ改正 小田原線系統の【快速急行】増発など(3月17日)



コメント:この年は5000形5063F10000形「HiSE」10001F20000形「RSE」20001F&20002Fの引退や、

 JR東海371系シスX1編成の特急あさぎり撤退など、惜別やショッキングな出来事が多かったと思います。しかしながら、その一方で嬉しい出来事もありました。それが3000形3093F「Odakyu F-TrainⅡ」
の営業運行でした。この列車は、元々は前年2011(平成23)年8月から営業運行された「F-Train」のラッピングが「東京都屋外広告物条例」に抵触するものだったことから僅か2ヶ月余りで営業運行終了になったことに伴い、同条例に抵触しない範囲で再度ラッピングを施して営業運行に至ったものです。私もこの列車は何度も撮影したり乗車しましたが、コレに至ってはとても楽しく、またとても嬉しかったです。また、2000形ではインペリアルブルー帯化が開始され、ステンレス車両において帯色変更によるイメチェン(?)が見られるようになったのもこの年からでしたね。今では、2000形だけでなく 3000形の一部編成にもインペリアルブルー帯化がされています。


★2016(平成28)年  (リオデジャネイロ五輪開催予定)★



①ダイヤ改正 小田原線・江ノ島線系統ともに【快速急行】大増発など(3月26日)



②多摩線系統のロマンスカー「ホームウェイ号」および【区間準急】廃止(3月25日)

小田急東京メトロ千代田線常磐緩行線との3直(3社直通運行)開始(3月26日)



小田急1000形リニューアルに10両固定編成(新1095F)が登場予定(※元1056F+1256Fの10両固定編成化) (※運行開始時期未定)



コメント:今年の出来事については、来月なされるであろう出来事が殆どですが、やはりダイヤ改正が大規模なものとなりそうであると同時に 小田急東京メトロ千代田線常磐緩行線との3直(3社直通運行)開始多摩線系統のロマンスカー「ホームウェイ号」および【区間準急】の廃止など 種別体制や運行形態なども大きく様変わりしそうな気がします。また、4000形においてはフルカラーLED表示器および車内LCD表示器のROM更新の行われています。ダイヤ改正までに記録すべき車両や種別・列車などは早めに記録しておきましょう。さて、もう一つ注目すべきは小田急1000形リニューアルに10両固定編成(新1095F)が登場する予定であることです。これは、元1056F+1256Fの10両固定編成化のことですが、まだまだ解明されていない点が多く、今後の動向も引き続き注目されます。また、同編成の運用開始時期もまだ定まっていませんが、1日でも早いデビューを心待ちにしたく思います。






という訳でして、今回は1996(平成8)年から今年2016(平成28)年までの20年間における小田急の出来事のうち 閏年の出来事のみをピックアップしてみました。ザッと駆け足でまとめたものの、この20年 大きな進化を遂げてきたことが垣間見えたかと思います。今度の「閏年」は2020(平成32)年です。この年には1964(昭和39)年以来2度目の「東京五輪」が開催されます。今後の閏年が素敵な年になることを願って、本記事をお開きいたします。