雪渓寺は四国八十八所の三十三番札所。
元々は弘法大師が建て、真言宗の
高福寺というお寺だったそうですが、
衰退し、後に長宗我部元親が中興の祖となり、
元親の宗派である臨済宗の慶運寺、さらにその後に
雪渓寺となり現在に至るそうです。
こちらには、あの運慶と、その長男である湛慶が
滞在し、仏像を残したという贅沢なお寺!
こちらは湛慶による三体。
天部の像でありながら、
その佇まいは穏やかで品格漂う毘沙門天!
三十三間堂の観音さまに通ずる
優しく柔和な像容が印象的ですね♪
運慶は超天才ですが、
僕は湛慶の仏像も大好きです♪