京都の五条通りに面して立つ西念寺。
いつしかの特別拝観の折に参詣したのですが、
コチラには素晴らしい仏像が安置されています。
運慶の長男、湛慶による作だと伝わる
阿弥陀如来座像です。
湛慶と言えば、三十三間堂の中尊の千手観音など、
端正で穏やかな仏像が多く、
個人的に好みなんですが、コチラも大変穏やかな、
The・如来、といったお顔立ち。
そして、印が説法印で、
それ自体数が少ないのですが、
この阿弥陀さまは、
説法印を前に突き出しています!(/ロ゜)/
同じ印を結んでいても、動きを表現している
ところに、慶派仏師のこだわりと確信を
感じ取れますね!
また特別拝観で機会があれば、
是非お目にかかりたい阿弥陀さまです♪