京都嵯峨野の名刹と言えばまず
清凉寺ですね!
僕は阪急嵐山から、渡月橋を渡って、
美空ひばり記念館やオルゴール館を横目に、
天龍寺などの横をてくてく歩いて向かいます。
源氏物語の舞台に今なお息づく嵯峨野の聖地。
こちらには、釈迦の生身像を中国で模刻したものを
持ち帰ったという釈迦如来立像が。
大変有名な仏像で、清凉寺式といわれ、
奈良の西大寺始め多くの寺院で模刻が
祀られているそうです。
毛髪と着衣の仕方が特に異彩を放っており、
通肩と呼ばれる、肌を見せない着衣で、
衣紋の流れも特徴的です。
体内には、五臓六腑を模したものも納められていた
そうです!
清凉寺には霊宝館もあり、
そちらにも寺宝が安置されています。
源氏物語の主人公、光源氏のモデルとされる
源融(みなもとのとおる)は、嵯峨天皇の皇子。
源融の念願を引き継いだ息子2人が造像した
阿弥陀三尊もこちらに安置されています!
大変逞しいお姿!
通常は、脇の観世音菩薩と勢至菩薩は立っていたり、
前屈みや大和座りで、
観世音菩薩は蓮台、
勢至菩薩は合掌、
というスタイルが多いのですが、
両脇持共に堂々と座り、複雑な印を結ぶ姿は、
密教の影響でしょう。
4月~5月、10月~11月に特別拝観があり、
その折りには至近距離でお詣り出来ます♪
嵯峨野のパワースポットです🙏