天龍寺は禅の名刹、
1339年、禅僧の夢窓疎石が開山。
何と行っても嵐山のシンボル渡月橋から200mほどの
距離にあるので、観光客も非常に多いですね。
夢窓疎石が作庭したという曹源池庭園や
法堂(一般のお寺の講堂にあたる)の雲龍図などが
有名ですね。
しかし仏像も残されてはいます。
天龍寺で一番大きな建物である大方丈。
本来方丈は住職の住まいですが、
こちらでは本堂の役割を果たしているとのこと。
禅宗なので本尊は釈迦如来、
しかしここの本尊釈迦如来座像は、
天龍寺創建以前の作で、寺に伝わった経緯も
不明なんだそうです。
伝統的な様式を重んじた穏やかな仏様です♪
そのお隣には聖観音菩薩立像が。こちらも平安期の
作で、薬師如来の脇持の月光菩薩の可能性もある
ということです。
いずれにしても謎多き2体の仏像ですね…。
大寺院の山内で独立したお寺を塔頭(たっちゅう)と言いますが、ここ天龍寺にも11も塔頭があるそうです。中でも有名なのが弘源寺と宝厳院。
有名な毘沙門天(通常非公開)や、
錫杖を持った長谷式十一面観音など、
仏像が安置されています。
とはいえ、僕も何度かお詣りしましたが、
どちらかというとお庭のイメージが
強いお寺ですね( ☆∀☆)
渡月橋周辺は賑わっていて色んなお店が軒を
連ねていて、映えるスポットも沢山ある嵐山。
天龍寺→清凉寺や、天龍寺→二尊院→化野念仏寺、
など、参詣コースも幾つか考えられる、
京都のホットスポットです!(*´ω`*)