
真如堂と金戒光明寺は隣接しています。
真如堂は比叡山の戒算上人により984年に開創。
"うなずきの阿弥陀"と呼ばれる有名な阿弥陀如来立像がご本尊ですが、1年に1度、11/15のみの開扉となっております!
(11月は月の守り本尊が阿弥陀如来、そして毎月15日は阿弥陀如来の縁日、ということで、11/15はスペシャル阿弥陀Dayなので、この日だけご開帳する所も少なくないようです。)
他にも観経曼荼羅や涅槃図など、寺宝は豊富で、
涅槃図公開の折りに参拝した時には、住職がおもしろおかしくご説明もしてくださって、印象深い思い出です♪
金戒光明寺は通称"黒谷さん"
浄土宗七大寺のひとつで大本山。
一枚起請文の真筆や法然上人の御影などでも有名ですが、仏像も必見!
伝・恵心僧都最後の作の阿弥陀如来座像は通称"ノミおさめ如来"と呼ばれ、お顔立ちなどもなかなか珍しい尊容の阿弥陀如来です。
吉備観音はふくよかな体躯でずっしりとした安心感、そして運慶作と伝わる文殊菩薩は逞しく凛々しいイケメン仏像!( ☆∀☆)
幕末には会津藩主の松平容保が京都の保護職につき、本陣を置いたことでも有名です。
藩兵だけでは手が回らず、新撰組も支配下に置き、京都の守護にあたっていたそうで、特別拝観の折りには、松平と近藤の謁見の間なども公開されます。
壮大なロマンと歴史の詰まった聖地ですね!
歴史好きも、新撰組ファンも、仏像マニアも、桜や梅のお花見にも、懐の広いお寺です!🙏