神護寺といえば空海の名刹として有名ですね。
しかし空海が入寺する前に、神護寺になる前の高雄山寺で、最澄が法華会を催したこともあったそうで、大変歴史の深いお寺です。
なんといっても、神護寺の薬師如来立像ですね。
厳しい表情とたくましい体躯、一木造りの立像です。
木の素地をそのままに、何とも言えないあたたかみを感じます。
霊木には神が宿るという神道との神仏習合の思想も見て取れます。
京都奈良の国宝仏はほとんど拝観したのですが、
実はこの神護寺の秘仏、五大虚空蔵菩薩は拝観出来ていません(;_;)(お薬師さまはいつでも拝観可)
年に2回ご開帳のタイミングがあるのですが…
神護寺自体1度しかお詣り出来ていないので、
虚空蔵菩薩にはお会い出来ず…
この五大虚空蔵菩薩とは、密教における五智如来が菩薩に姿を変えたかたちだそうです。
いつかお目にかかりたいと思います♪
あと、神護寺は参道入り口からは15分程度登りなので、お詣りの際はお心づもりを!(笑)