古寺行こう・高野山 | 松本景の Pianissimo diary

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音楽の事、お寺巡り、猫との暮らしなど、日常の些細な事まで、徒然なるままに記した日記です♪

我が故郷に燦然と輝く聖地!


弘法大師の魂が息づくとされる高野山は、

東西6km南北3kmに及ぶ広大なエリアを指します。



壮大なる空海の思想や理想郷の息吹きがほとばしる聖山。

仏像として特に有名なのは八大童子立像ですね。
表紙の写真はその内の制多伽童子。
八体中六体は運慶作です。

元々は不動堂に安置されていたとされる
八大童子は、不動明王の姿を変えたカタチです。
正しい仏法へと導く、漲る力が胸を鷲掴みにする仏像ですね!

他にも、快慶の孔雀明王等々、国の宝がうじゃうじゃ(笑)安置されています。

古寺行こう本誌では、この八大童子立像と共に特にピックアップされているのが、
現在修復中の阿弥陀聖衆来迎図。

中心に描かれた阿弥陀如来、別名無量光仏の表現が鮮やかで緻密で、その光を、絵師の高度な技術によって表現されています!

仏像から仏画、空海直筆の書などの宝物、
聖地に相応しい宝が、
弘法大師の魂と共に息づいていますね♪

通常非公開の仏像や仏画も掲載されていて、
大変興味深い内容でした!(*≧∀≦*)