東大寺と興福寺から一文字ずつ取って東福寺となった、臨済宗東福寺派大本山。
普通禅宗の寺院ではお釈迦様以外はあまり無いのですが、ここ東福寺は、創建当初は禅宗と密教が混ざったようなカタチで、純粋な禅寺ではなかったそうです。
それゆえに、通常非公開ではありますが、
光明宝殿には阿弥陀如来や金剛力士、地蔵菩薩像などが安置されており、見応えのある仏像もあります!
そして、東福寺の塔頭(たっちゅう)である同聚院には、不動明王座像が!!!
東福寺には2度しかお詣りしていませんが、このお不動様目当てで、同聚院には幾度もお詣りしました!
ところで、塔頭(たっちゅう)というのは、元々墓所のような役割があったそうですが、段々と独立性を持つようになったとのこと?
作者は、なんとあの大仏師定朝のお父様、康尚!!
ずっしりと、逞しい体躯に厳しいお顔立ち、
身が引き締まる思いと、僕のような欲深い者でも引っ張ってくれそうな妙な安心感。
東福寺駅から歩くと、東福寺への道すがらなので、素通り出来ない同聚院、オススメです(*´ω`*)