
第3巻は東大寺、鉄板ですね!
大仏殿や大仏さまに関する歴史的ないきさつや、修復した後補の部分と創建当初の部分などが細かく明記されていて面白かったですね!
そしてなんといっても、法華堂の仏像群。
現在ミュージアムに安置されている伝・日光菩薩と月光菩薩も、僕が行きはじめた頃は法華堂に安置されていて、あくまでも客仏という位置付けでしたが、近年の研究で、元々法華堂の仏像群の一角だったことが確実視されてきたようです。
天平の息吹が色濃く残る法華堂、いつでも行きたくなるお堂です♪
他にも有名な四天王、仁王さま、そして現在3年間程の期限付きで特別に公開されている千手堂の千手観音立像、その他にも数ある寺宝が紹介されていてなかなかのボリューム感です!
お水取りについても、どんな行法が行われているのか写真付きで紹介されていたり、充実の一冊でした🙏